こんにちは。グリンです。
今回は26巻について書いていきたいと思います。
それでは早速内容になります。
目次
概要
渾身の力を込めたセナの『心臓バンプ』も最強の敵・進には通じない!もはや次の策にも窮する泥門・・・。しかし、このピンチがチームの心を一つにし、新たな奇跡を生む!モン太が超必殺技を炸裂、反撃開始!!
26巻の表紙・内容
26巻の表紙はセナとモン太です。
進に完璧に抑えられ劣勢の中、目だけは死なず進に勝つ事に闘志を燃やすセナがイメージさせます。
またモン太の決死のプレーの場面も載っております。
内容は後半一発目のプレーでセナが進に光速のまま心臓バンプをしますが、防がれゴールライン目前まで進まれます。強敵と向き合うことで力を爆発させる、セナと進。お互いに力を高め合う最高の好敵手といえます。
いままで練習してきた技で進を止めようと意気込む泥門ですが、進のランを止めるために突っ込む気満々なのがバレバレです。蛭魔はこれを察しタイムアウトを取ろうとするが全員の思いを汲み「ここはこのまま行く この糞ガキ共の勢い止めるとこじゃねえ・・・!!」とそのままプレー。王城はランを読み切りエベレストパスで攻撃
桜庭のマークはモン太。前半終了の時の違和感がまた高見を襲う。しかし自分と桜庭の高さを信じ投げる。
モン太はボールは見ず、桜庭の方のみ見てボールに背を向けたまま頭上キャッチを試みる。桜庭はこの状態で飛ぶと空中でクラッシュすると考えるが、モン太は「クラッシュ上等ォォ!!キャッチ勝負なら負けらんねぇんだァァァァ!!!」と決死の攻めに桜庭の負けじと対抗しボールをキャッチするが
モン太はボールが見えない?ながら手を伸ばしボールを跳ね上げ蛭魔がこれをキャッチしインターセプト成功。
蛭魔はモン太に「なんで今テメーボール見てねえのに見えてた?」と聞きモン太は弾道とか風とかで大体なんとなく分かると言います。10年間ボールだけを追ってきた経験則で身に付けた背中の目です。慣れない高見の弾道もギリギリ弾ける8割は見えていた「俺の弾道なら100%見えんだろ」と言いモン太に次のプレーで
超ロングパスを当たりながら頭上キャッチしろと煽り、「ゾクゾクMAXなんスよ んなキャッチがもしできたら 俺の超必殺技じゃないスか・・・!!」と答える。
蛭魔は「テメーがデビルバッツに入ってからこれまで何球俺のパスを捕ってきたと思う?ちょうど9999球だ・・・!」「次のプレーの一万球目で完成する 超必殺技
デビルバックファイア・・・!!!」だと。
ムサシが本当に9999か?と聞くと「一万なんざとっくの昔に超えてる」と蛭魔は答えます。
そしてモン太へのロングパス。体の向きを変えなくてもボールの弾道が見えるモン太。
キャッチのパワーを桜庭にぶつけデビルバックファイアを成功させる。
王城はすぐさまタイムアウトを取り仕切り直し。その際にスーツを着た男がモン太のプレーを褒める。その人はずっと尊敬している本庄勝でした。感極まり涙を見せますが、改めて自分に活を入れキャッチのNo.1を本庄勝に見せる事を誓います。
その気持ちを聞き蛭魔は全部モン太で行くことにし、モン太とセナのコンビでタッチダウンを決めます。後半残り18分でついに追いつきます。
王城の攻撃は桜庭へのショートパスで弾道を読ませず、桜庭の着地を進が助けるというコンビプレー、サジタリウスで対抗しタッチダウンを奪う。
このまま離されるとやばいことになる泥門はデビルバックファイアしか対抗策がなく、進もそれを読み進と桜庭のコンビプレーでデビルバックファイアを破ろうとします。
バレバレのロングパス。桜庭はモン太をバンプで時間を稼ぎ、その隙に進が蛭魔を潰しに来ます。セナはそれを察知し蛭魔を護ろうと腕を出し一度は防ぎますが、やはり倒されてしまう。しかし数秒でもブロックの期待が出来ます。
ずっとロングパスを狙ってきた蛭魔はビックチャンスにセナのランで行くことにし、片腕を駆使しかわしながら独走をするが、蛭魔に突っ込んでいた進が追いかけます。
同じ光速の世界なら理論上追いつくことはできない。しかし桜庭は進を信じています。必ず止めると。そして指一本を靴にかけセナを倒し、信じていた桜庭がボールを弾き
それを進がボールを抑え、王城ボールになります。しかしゴールライン近くの危険地帯であり、どちらもチャンスといえる状況で蛭魔は十八番の心理戦を持ち込みます。
サジタリウスを止める術はなくランで攻めてほしい泥門ですが、やはりサジタリウスで攻める。そこでセナとモン太で桜庭をマークするふりをし、セナの高見への電撃突撃。
試合をかけた大博打をしますが、高見はそれを読んでいた。サジタリウスに向かっていた進が超速で戻ってブロック。このまま桜庭へのタッチダウンパスか?と思いきや
モン太までも高見に電撃突撃し捕らえたかと思いきや、それでも構わずパスを投げ始めるが、モン太は高見の長い足を狙い倒し、自殺点。20対15さらに泥門の攻撃。
ここからは一本でも多くタッチダウンを決めた方が勝つという至極分かり易い展開となります。
セナの腕で腕を弾き払う『デビルスタンガン』とモン太の『デビルバックファイア』
で活路を見出そうとしますが、なぜ必殺技名をつけるのか?問われる。
必殺技は強力だがリスクもデカく、ボールを奪われる可能性も増える。乱用するものではない。しかしセナは「危なくたってデビルスタンガン使わなきゃ進さんには勝てないから」と言いモン太は「ガンガン行けよセナ デビルスタンガン」と背中を押します。
それで進に勝てるなら、ミスしたってこぼしたボールの一つや二つ「俺らが全部拾ってやるからよ・・・!」と伝えます。
無茶苦茶な事を言っているが蛭魔は止めません。
お互いにリスク承知の勝負。そしてお互いに点を取り合う。
残り時間3分。得点は29対34王城リード。
「0点に抑えれば必ず勝つ・・・!!」
「99点取られても100点取りゃ必ず勝つ・・・!!」という
お互いの信条の結末はいったいどうなるのか?
26巻の好きな話
26巻の好きな話はたくさんあります。
モン太の新必殺技デビルバックファイアを完成させる際、嘘で9999球と言っていたが実際は一万なんてとっくに超えており、それだけ練習をしてきた。蛭魔からの信頼感が見受けられる。
尊敬している本庄勝。そして桜庭も本庄選手が好きでした。一筋ではないが、ただがむしゃらにスポーツ選手に憧れ、いつかあそこで戦う。それが桜庭の夢でした。
10年育てた夢も折れるのは一瞬。進みたいにはなれなかった。
「頑張っても俺は一生夢だった世界のレベルにはたどりつけないかもしれない でももう二度と心折れたりはしない」桜庭の熱い想い。強くなったと感じる場面であり、
モン太も桜庭も夢破れて泣きながら立ち上がってきた。似たもの同士だという所を
印象付ける場面であり好きです。
今回はここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もし1巻から読んでいただける方は是非、上記からお願いします!