こんにちは。グリンです。
今回は25巻について書いていきたいと思います。
それでは早速内容になります。
目次
あらすじ
王城から先取点を奪った泥門。だが、進を攻撃に加えた『巨大弓』が火を吹く!!
巨漢の栗田さえも吹き飛ばし、ついに進は光速の足を持つセナにも肉迫!!
死角無しの完璧選手に、司令塔・蛭魔が出した苦肉の策は・・・⁉
25巻の表紙・内容
25巻の表紙はセナのアイシールド越しに見える進。
最強のライバルとの一騎打ちをを感じさせます。どちらが勝つのか分からない
この感じがハラハラドキドキします。
内容は新生王城の攻撃から始まる。高見やラインは例えるなら弓と弦。そしてその強大な槍を、進清十郎が務める。これが『巨大弓』である。
そしてファーストプレイ高見は中央突破をするという予告プレイをする。泥門はハッタリじゃないのかと思考するが予告通り中央突破で攻め、栗田を進がかち上げで突破する。純粋なるスピード&パワーたゆまぬ鍛錬に裏打ちされた無敵の突破力でファーストダウンを獲得。次の攻撃も予告し、『巨大弓』をよほど印象づけようとしています。
それが高見の戦略であり、進を印象づけさせて本命は桜庭へのエベレストパスである。
しかし蛭魔はこれをしっかり読み切り、桜庭を高く跳ばせないようにピッタリマークで張り付くが、ボールをフィールドの外に出し誰も張り付くことの出来ない桜庭の聖域で
ボールをキャッチし、片足をフィールドに残しタッチダウンを決める。
地上を進が制し、空を桜庭が制す。歴代王城の誰もが成し得なかった最強タッグが誕生する。
王城はキックを失敗し6対3で泥門の攻撃。進は蛭魔に対しバレバレの突撃を繰り返し
ショットガンパスを失敗させ、「もはや王城ディフェンスに泥門のパスは通用しない
ランの最強カードを出してこい ヒル魔妖一」と挑発する。
泥門もそうするしかなくランの最強カードを切る。「決着をつけよう 永きに渡る闘いの全てに・・・!」
そして今度こそ正真正銘の一騎打ち。触れもしないスピードにはどんなパワーも通じない。オンリーワンの最高速度を持つ光速の世界のセナか、パーフェクトプレイヤーの進か。ついに決着を、、、
セナは腕を使いゴーストを囮にし回転部分も40ヤード4秒2の完全光速の世界。
デビルライトハリケーン!!!で進をかわし小早川セナに軍配が上がったかに思えたが
「それしか道はなかった」と人間の限界値4秒2の世界に踏み込み「今 勝負あった 俺の勝ちだ アイシールド21・・・!!」
とセナの唯一の武器であったスピードすら超えられてしまう。
進は無敵。圧倒的な力でタッチダウンを決める。
打つ手の無い泥門だが、十文字がセナの盾になり走る作戦で中央突破を狙い王城ラインを突破するが進に止められてしまう。
まるで敵わない。進はセナに目で訴えかける。「こんなものなのか?お前の力は
俺が最強の好敵手と認めた男 小早川セナは こんな程度で終わる男だったのか?」と
セナは悔しくて悔しくて涙を流す。情けない自分を鼓舞するように、セナは蛭魔に
ランで行きたいと頼み、泥まみれの地上戦に持ち込む。
中央に栗田がいることで泥門は何とかランで進むことが出来ているが、時間がかかり
なかなかタッチダウンさせてくれず、またもムサシのキックでの得点になる。
時間を消費するプレーをするのは現状仕方がない。今の進を止める方法が無い。
勝負はハーフタイムの20分。蛭魔は20分あれば「俺と姉崎と溝六が必ず攻略の
突破口を見つけてやる・・・!」とメンバーに伝える。しかし栗田には無敵の進に突破口があるとは思えない。蛭魔は伝える。「この世に無敵の奴なんざいねえ!!」
とハーフタイムまで4分点差を広げられずに時間を潰して逃げれば勝機がある。
いつも追う立場であった泥門にとって初めての逃げ切る戦い
それは7点負けたままの絶望の逃走であった。
モン太と瀧で桜庭をマークする作戦を使うが、瀧の抜けた穴をNo.1ランナー進が
ぶち破る。
No.1という言葉が桜庭の脳裏によぎる。絶対に負けないからNo.1
桜庭は2人マークがついていても行ける。だからエベレストパスを投げてほしいと
頼みます。
泥門に見せてやろう。どんな策を打とうが無関係。全てを無視して決める力があることを。とエベレストパスを成功させる。
ゴールライン目前まで迫り、時間も残り13秒。高見の狙い通りである。
最後のプレーもエベレストパス。しかしモン太の決死の思いが高見の判断を迷わせ
別の選手にパスをしゴールを狙うがセナに防がれ、7点差のまま前半を終える。
ハーフタイム。高見は先程のモン太のプレーを見返し、不安要素を徹底的に潰そうとする。
蛭魔と姉崎は20分で進のプレーを見返し突破口を探す。
高見は後半壮絶なレシーバー戦になる可能性が高いと読む。
蛭魔は進清十郎を腕力でブチ飛ばすしかないと伝える。
そして後半戦の開始。セナは進に体当たりをし力勝負に挑む。
「それでこそ 俺が最強と認めた好敵手だ!」とぶつかり合います。
はたしてセナは進を力で吹き飛ばすことはできるのか?
また高見が危惧しているモン太とはいったい何なのか?
25巻の好きな話
25巻で好きな話は、努力する天才、進の思いです。
触れもしないスピードにはどんなパワーも通じない。その言葉を言われてきた、また実際に味わった進はただひたすらに努力するしかなかった。
その世界に足を踏み入れるしかなかった。それが「それしか道はなかった」と言う進の言葉に現れていると思う。
また最強と認めた好敵手をその程度では無いと思えること。勝った事に慢心しない姿に
心打たれました。
今回はここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もし1巻から読んでいただける方は是非、上記からお願いします!