こんにちは。グリンです。
今回は29巻について書いていきたいと思います。
それでは早速内容になります。
目次
概要
関東大会決勝、泥門と白秋の選手は試合前、それぞれの時を過ごす。セナは怪我を覚悟した蛭魔を見て意気込みを新たに。そして一人特訓をした栗田も合流し、ついにキックオフ!泥門は衝撃の作戦を展開する!!
29巻の表紙・内容
29巻の表紙は久しぶりのアイシールド21単体です
力・パワーを連想させるポーズで、峨王との対戦を彷彿とさせるます。
内容は別でトレーニングすることになった栗田はボクシングジムで番場に殴られるという練習を開始。
陸は白秋戦のビデオをセナとモン太に渡します。モン太は復讐戦だ!と意気込むが
陸に「何か勘違いしてねえか?アメフトってのはな球技じゃない 格闘技なんだ」キッドを守れなかった自分たちが悪い。「勝ちたいなら自分たちの力で守るしかない 戦場のルールは一つだけなんだ『勝て・・・!!』」と言い残し去って行きます。
一方の峨王は栗田とサシで戦うことを楽しみにしてるが、蛭魔がサシでやるとは思えないため、蛭魔を壊せば栗田とサシで戦えると作戦を建てます。
蛭魔はいざとなった時ようにあらかじめメンバー交代の指示書を姉崎に渡しますが、その紙を読まずに破り捨て「だから絶対に大ケガなんてしないで・・・!!」と蛭魔に伝える。その出来事を見ていたセナ達は「自分たちの力で守り切って優勝するために・・・!!」意気込みを新たにする。
ついに決戦当日。別練習だった栗田と合流。「僕が必ず峨王くんを倒す・・・・・・!!」と力強く言う。
試合開始!先行は泥門。最初のプレーは『孤高のセンター』というトリックフォーメーションです。栗田と蛭魔だけで残して他のメンバーは離れた所でプレイする。
峨王はこのフォーメーションに最高に面白い「お前たちほど攻撃に狂った精気滾る男共に会うのは初めてだ・・・!!」と興奮し雄たけびを上げます。
そして高校最強パワーの二人が激突する。力では峨王が圧倒するが栗田はすぐに戻り、最後は倒されてでも、時間を稼ぎモン太へのロングパス。白秋は着地を潰そうとするが進・桜庭コンビのサジタリウスをヒントにしたモン太とセナのコンビプレーでタッチダウンを決める。
峨王は栗田を認めるが、俺の敵にはなれないと言う。その理由を言葉ではなく力で語る。
続いて白秋の攻撃。峨王を盾にしたランの攻撃。戦略も糞もない。北から南へフィールドを一直線に力押しする『北南ゲーム』でタッチダウンを決める。そしてボーナスゲームはキックの1点ではなく、タッチダウンの2点を決め逆転。
泥門は7点 白秋は8点取ることになるため、泥門が勝つには白秋より多くタッチダウンを取る必要があります。
モン太のデビルバックファイアでゴールライン目前まで攻めますが、マッチアップに白秋の左腕・如月が付きます。
モン太のデビルバックファイアでタッチダウンを決めたと思いきや、ここからが如月の闘いであり、ボールをキャッチする腕に腕を絡ませてモン太がキャッチしたボールを弾きタッチダウンを防ぎます。
モン太へのパスを囮にし、敵が手薄になった逆サイドにボールを渡しアイシールド21の出番になります。
セナの光速4秒2を止められる選手は進以外おらず、セナにはゴールラインまでの光輝くルートが見えています。しかしゴールライン目前でルートが切れている。
その正体はマルコです。フェイントには釣られず、走りすらも見ていない。その目で見ていたものは初めからボールでした。マルコの『スクリューバイト』でセナからボールを奪い、逆にタッチダウンされてしまう。
泥門は短く繋ぐ攻撃で勝負する。蛭魔妖一がいる限り泥門は折れない。
蛭魔に如月が突っ込む。しかし簡単にかわされ、アイコンタクトのみでセナと連携するが、峨王は如月を巻き込み蛭魔を潰す。
蛭魔は声が出ない。そして逝ったのは右腕だった。
全ての攻撃の起点だった心臓を破壊され、替えのQBはいない。観客はみな泥門は終わったと思う。
マルコはムサシにどうする?続ける?と聞く。ムサシは「俺一人で吐く台詞じゃあないな」と答える。蛭魔の夢がこんな風に終わるのは悔しいとセナは口にする。
蛭魔は最後の力を振り絞り栗田に喝を入れる。
しかし現実問題誰がQBをやるのか?消去法では石丸だが、セナは一番峨王に対抗できるのは、すばしっこさでかわせる僕だ。と伝え「最強ランナーの称号アイシールド21を名乗るんだから・・・!!」と自分を鼓舞する。
蛭魔も自分からやると言い出した時だけ小早川セナが二代目クォーターバックだと考えていた。
はたしてセナのクォーターバックは成功するのか?栗田はセナを護れるのか?
29巻の好きな話
29巻で好きな話は蛭魔が峨王倒されたあとQBを誰がやるのか決める場面です。
消去法で石丸になりそうなとき、ムサシは率先して「俺がやる」と答える。
今から誰かが蛭魔と同じ運命を辿る可能性がある中では貧弱な体より、大工で鍛えた俺の方が峨王に対抗できると言う。
しかしこの発言にはわざと憎まれ口を叩き自分が危険な役回りをしようとしている。
3人で始めたアメフト部だから。ムサシなりの責任感による発言でした。
仲間を思う気持ちが感じられる場面で好きです。
今回はここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もし1巻から読んでいただける方は是非、上記からお願いします!