こんにちは。グリンです。
今回は36巻について書いていきたいと思います。
それでは早速内容になります。
目次
概要
世界最終決戦前日、日本のエース達はアメリカの猛者らと接触。峨王と大和がドンに宣戦布告。ヒル魔はクリフォードと前哨戦を展開!そしてセナはパンサーとの対決に胸を躍らせ、ついに決戦の時を迎える!!
36巻の表紙・内容
36巻の表紙はセナ・峨王・阿含・Mr.ドンです。
Mr.ドンの片目だけの登場であり、嘲笑うかのような表情を目だけで表している。
この巻ではこの4人が主要になるのか?と思われます。
内容はMr.ドンに挑みに行く峨王は車を引っくり返し引きずり出す。
頭を使った峨王に免じ一戦交えることになるが、阿含が止める。しかしドンは関係なく峨王に攻撃し倒す。
次にドンに挑むのが大和猛。アメリカでアイシールド21と呼ばれていたが大和を
アメフト界から抹消させたのがMr.ドンでした。
大和はこの日のために「お前にリベンジするために戻ってきた 母国日本のオールスターと共に!真の『アイシールド21』と共に・・・・・・・・・!!」
アメリカ時代の大和もパンサーと出会っていた。その際に圧倒的な黒人のバネに根性論を一笑に付される。
その出来事を見ていたドンが大和に引導を渡し、ノートルダム大を除名される。
一方蛭魔はポーカーでクリフォードと前哨戦を開始する。蛭魔はここでクリフォードの戦略性を見抜こうとするが一杯食わされるところであった。
最終決戦開始まで13時間。セナは眠れず、パンサーとの対決に思いを馳せる。そこで桜庭と出会い、セナに問う。「凡人に生まれた男はどうしたらいいんだ」と進に聞いた話をする。進は何も答えなかった。いずれ進も突き当たる壁だと知っていたから。
100m走のメダリストは黒人でありこれは努力ではどうにもならない。だけど日本人の努力は全部無駄だったのか?これが桜庭の思うことであり、結論はまだ見えてない。
「神に選ばれなかった男はどうすればいいのか 今から13時間後 世界最強アメリカオールスターとの最終決戦に きっとその答えがある」
「最後まであがき続けた人間にしか見えない答えが そんな気がしてるんだ」
決戦開始まで11時間。中坊は峨王に前回のリベンジをしに行く。ここで中坊は『Δダイナマイト』で峨王を吹き飛ばし、その『Δダイナマイト』を教えろと中坊に言う。
そしてついに始まる最終決戦!最初の攻撃は日本。そしてクォーターバックは蛭魔。
最初の攻撃はモン太・桜庭・鉄馬・鷹を一か所に固める究極のパスフォーメーション
『ガトリング』を仕掛ける。
しかしその砲台蛭魔をドンが倒しに来るが、栗田がそれを防ぐが一発KOを食らう。
血が止まるまでフィールドから出る栗田は峨王に蛭魔やキッドをボクが戻るまで護ってと伝え峨王はその思いに応える。「分かった安心しろ栗田 俺が代わりに必ず護る Mr.ドンを殺してな・・・・・・!!」
次のプレー、ドンに峨王と大和で挑むが二人とも倒されてしまうがそこを囮とした鉄馬へのロングパスであった。鉄馬とバットの取り合いになるかと思ったがそこにモン太も
参戦し、『デビルバックファイアネオ』でロングパスを成功させる。
バットはこのプレーで確信する。世界最強の5人に最も近い男はモン太だと。
お前の羽根を直々にもぎ取ると。
バットはモン太に密着マークをし腕ずくでキャッチ体勢に入らせない『格闘バンプ』で攻撃するが、モン太はそれを分かったうえで真正面から突っ込む。
「獲りに行くぜ世界No.1を 今日はワクワクMAXでしょうがねえんだよ」
この気持ちを汲んだキッドはモン太に早撃ちパスをするが、全てのパスを叩き落とす人間ドーム タタンカがパスを打ち落とす。
世界No.1を目指したい桜庭。そして内心の思いがあるキッドを見て蛭魔は勝負を仕掛ける作戦を送る。
「彼はねぇ・・・もう読めてるみたいだよ人の心が だからこそ敵の裏もかけるんだろうねぇ・・・」
次のプレーはモン太への早撃ちパスをフェイクにした高さの桜庭へのパス。をフェイクに使いその早撃ちを囮に使ったセナへのラン。「こっちの売りは早撃ちだ『勝てる所に勝負所を持ってくる』そう言う男に影響されてねぇ 今になっておめおめとほんの少し夢と野心が出ただけさ 世界No.1へのね・・・・・・」
セナの爆速ランで攻め、みんなの盾で敵を足止めし大将のセナを1mmでも前に進めるために。
ゴールライン目前に導かれた一騎打ちの花道。この二人の闘いが世界No.1ランナーを決める日米最強決戦。セナVSパンサー
「一年越しの決着 今つけよう セナ・・・・・・!!!」
両者譲らず止まらない。正面衝突かと思われたがギリギリでバックステップをし手刀で腕を弾く。パンサーはセナのフェイントを見抜くが腕を使って抑え込む。
そこに大和も援軍に入るが、パンサーの『無重力の走り』で真後ろからタックルする。
生まれて初めて背中から追いつかれ初めて喰らう背中からのタックルによりボールを溢しアメリカがボールを確保する。「第一ラウンド 俺の勝ちだぞセナ・・・・・・!!」
どれだけのフェイントを駆使し手・足技を使っても抜くことが出来ない。必ず背中から追いつかれる冷酷にして根本的なスピード差を体感し、パンサーには絶対に勝てないのかもしれないと思う。
アメリカの攻撃。パンサーは進と1on1の勝負がしたいとクリフォードに言う。
クリフォードは良いと答え、Mr.ドンが中央突破しその隙間からパンサーと進の一騎打ち!かと思われたがボールを渡すふりをし、蛭魔が最初にやった攻撃と一緒の騙しプレーでさらに蛭魔には出来ないランを見せるが、阿含がこれを止めにかかる。
しかし超速スピードで走りながら超ハイスピードロングショットでロングパスを成功させる。「同じトリックスター同士なら 最後は手持ちのカードが強い奴が勝つ 見せてみろよポーカーの時みてえによ 読みとハッタリで闘うんだろ?青二才」と蛭魔を煽る。
ランもパスもクリフォードが止められずタッチダウンを奪われる。
峨王は低い当たりの姿勢でMr.ドンにぶつかる。それは『Δダイナマイト』を会得する為だった。
攻め手が鉄馬だけの日本には限界があり、ゴールポストまで54ヤードで止められてしまうが、なんとかムサシのキックで3点を取る。
しかしアメリカの攻撃は止まらない。雄叫ぶほど殺したい相手に峨王・阿含でもたどり着けない。Mr.ドンがいるから。
そして今度こそ進VSパンサーの真っ向勝負。進の『光速トライデントタックル』で間合いを詰めるが、スラリと長い腕でつっかえ棒にして間合いを取る『スティフアーム』でかわし誰も追いつけず、タッチダウンを決める。
点差が離れ前半終了間近で栗田が戻ってくる。蛭魔は阿含に攻撃に一緒に出ろと言う。
「俺とテメーのタッグでドラゴンフライだ・・・・・・!!」
悪魔二人が2年ぶりに手を組んだ攻撃ははたしてアメリカに通用するのか?
またセナはパンサーに対抗できるのか?
36巻の好きな話
ついにアイシールド21も残すところ次がラストになりました。
たくさんの好きな話があるアイシールド21でした。
36巻の好きな話は桜庭とセナの会話のシーンです。
過去に「凡人に生まれた男はどうしたらいいんだ」と進に聞いた桜庭。しかしその嘆きに返答はなかった。
桜庭はできなかったと思うと言っている。私もそう思う。
いずれ突き当たる壁。根本的体格の差。これは現代でもある。
ここで例に出されている100mの話も頷ける。
だが勝てないながらもその努力は無駄ではないと思う。
桜庭の
「神に選ばれなかった男はどうすればいいのか 今から13時間後 世界最強アメリカオールスターとの最終決戦に きっとその答えがある」
「最後まであがき続けて人間にしか見えない答えが そんな気がしてるんだ」
この問いこそが正解なのではないかと思う。
僕はアイシールド21を通してその答えを見れた気がした。
今回はここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もし1巻から読んでいただける方は是非、上記からお願いします!

