こんにちは。マンガブロガーのグリンです。今回紹介する作品は
プロサッカーの世界を舞台に、弱小チームが強豪を倒していく熱血スポーツ漫画『GIANT KILLING』を紹介します。
この作品は、ツジトモ(作画)と綱本将也(原作)によって描かれ、2007年から『モーニング』で連載されています。
リアルなサッカー描写と緻密な戦術、キャラクターの成長が魅力の作品です。
ストーリーとキャラクター
ストーリー
物語は、イングランドから帰国した天才監督、達海猛(たつみ たけし)が、Jリーグの弱小チーム「ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)」の監督に就任するところから始まります。
達海は、独特の戦術と人心掌握術でチームを再生し、強豪チームを次々と撃破していきます。
その過程で、選手たちの成長やチームの絆が描かれていきます。
タイトルの「ジャイアント・キリング」とは、「番狂わせ」「大物食い」を意味する言葉であり、スポーツ競技において、実力差がある格上の相手に対し、格下が勝利を挙げた場合に使う。
主なキャラクター
- 達海猛(たつみ たけし):ETUの監督。元プロサッカー選手で、卓越した戦術眼と人心掌握術を持つ。
- 椿大介(つばき だいすけ):ETUの若手選手で、ポジションはミッドフィルダー。成長を続ける才能の持ち主。
- ジーノ / ルイジ吉田(ルイジ よしだ):ETUの司令塔。攻撃の要であり得点力が高く、チームの中心的存在。ジーノという愛称で呼ばれ、またその端正な顔立ちと自由気ままな振舞いから「王子」とも呼ばれている。
- 村越 茂幸(むらこし しげゆき):ベテランミッドフィルダーで、チームの精神的支柱。サポーターからは「ミスターETU」と呼ばれる。
魅力と人気の理由
『GIANT KILLING』の魅力は多岐にわたりますが、特に以下の点が挙げられます。
1. リアルなサッカー描写
作者たちは徹底した取材を行い、リアルなサッカー描写を実現しています。試合中の戦術や選手たちの動きが非常に細かく描かれており、サッカーファンも納得のいく内容です。
2. 戦術と戦略の面白さ
達海監督が考える戦術や戦略は、他のスポーツ漫画とは一線を画しています。弱小チームが強豪を打ち破るための工夫や策が描かれ、読者を引き込みます。
3. キャラクターの成長と絆
選手たちが試合を通じて成長し、チームの絆が深まる様子が丁寧に描かれています。個性豊かなキャラクターたちのドラマが、物語に深みを与えています。
名言と名場面
『GIANT KILLING』には、読者の心に響く名言や名場面が数多くあります。例えば、達海監督の「やるんだったらトコトンまで上を目指すよ 俺は お前らは違うの?」という言葉や、椿の成長を感じさせるゴールシーンなどが挙げられます。
おわりに
『GIANT KILLING』は、そのリアルなサッカー描写と戦術の面白さ、キャラクターの成長と絆が魅力の作品です。
サッカーファンはもちろん、スポーツ漫画が好きな方やチームの成長を見守りたい方にもおすすめです。
暑い夏の日には、ぜひ『GIANT KILLING』を読んで、熱いサッカーの世界に浸ってみてください。
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