こんにちは、グリンです!
今回は、新選組マンガ『青のミブロ』14巻の感想をお届けします。
この作品は、緊張感溢れるストーリーと緻密な作画が魅力的な作品で、14巻で第一部完結のため、惹きつけられた物語の感想を伝えていきます。
漫画の基本情報
タイトル・青のミブロ
著者・安田剛士
出版社・講談社
発行日・2024年7月17日
あらすじ
「僕が生きる世界は綺麗ではない。残酷だ。どこにも救いがない」
己の覇道を突き進んだ漢の結末とは?
芹沢亡き後、深い悲しみがそれぞれの心に影を落とす中、血よりも濃く、固い絆で結ばれた、にお、はじめ、太郎の三匹の狼は、お互いを赦し、認め合い、再び己の掲げる理想のために歩み出す!
そしてミブロは唯一無二の「魂」を胸に生まれ変わる。新撰組として。
第一部ミブロ篇完結の新撰組漫画!
感想・レビュー
第一部ミブロ篇完結!
ミブロにとって芹沢が、どれだけ重要な人物であったのか、しっかりと伝わる構成で感動した。
芹沢が死ぬ直前に脳裏によぎった言葉。
「魂は螺旋を描く。死ねばまた赤子として生まれる」
この言葉が14巻の最後に繋がってきた時には、鳥肌が止まらなかった。
安田先生は「魂の物語」と記した。受け継がれる魂の物語だと。
この14巻にその全てが詰まっていたように感じた。
ぜひ読んで貴方にも感じてほしい。
芹沢=ミブロだったのではないか。芹沢が死ぬということは、ミブロも死す。
芹沢から近藤に変われば、名もミブロから新撰組へ生まれ変わる。
だが芹沢の魂は近藤たちに受け継がれ、繋がっていくんじゃないだろうか。
総評
・良かった場面
この重要な一コマに、目元だけの、におを描けるのがすごい。
覚悟を持った男の顔。もう子供組なんかではない。
におのこの表情で、におに起きた出来事が分かってしまう。圧倒的画力。
すまない。さすがに泣いてしまった。太郎。お前は強い漢だ。
・評価
個人的に今回は文句なしの素晴らしい作品でした!
総合評価★★★★★ (★5が最大)(★が1点☆が0.5点)
結論
綺麗にまとまって第一部が完結しました。
14巻ということもあり、まだまだ読みやすい巻数だと思います。
さらにアニメ化も決定しており、10月に放送するので興味のある方は是非
漫画とアニメ合わせてご覧ください!
新撰組が好きな方や安田先生の作品が好きな方は是非!!!
・試し読みは【eBookJapan】から
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました!
7月に購入した漫画の紹介はこちらでしておりますので、そちらも併せて読んでいただけると嬉しいです。