こんにちは!
2025年もあっという間に半分が過ぎましたね。漫画好きの皆さん、今年はどんな作品と出会いましたか?
今回は、僕がこの上半期に読んだ中で「これは人に勧めたい!」と思った珠玉の漫画4作品をご紹介します。
笑えて泣けて、時に背筋がゾクッとする。そんな個性豊かで心に残る作品ばかりです。
1. 本なら売るほど(著:児島 青)
ひとことで言うなら、「本を通じて人が繋がる、静かな感動の物語」。
舞台は、古本屋「十月堂」。
主人公は、無愛想でひっつめ髪の青年店主。だけど、この店には、なぜか人が集まってくる。
常連の本好きなおじさん、背伸びしたい女子高生、不要な本を処分しに来た男。そして、亡き夫の蔵書を売りにきた未亡人――。
登場人物はそれぞれに事情を抱えていて、人生のなかで「本」という存在がささやかな希望になっていく。
誰かにとっての“不要な本”が、誰かの人生を変えるかもしれない。そんな一冊の巡り合わせに、ページをめくる手が止まりません。
落ち着いた絵柄と優しい語り口で、読むたびに心がほどけていく作品。読書好きはもちろん、本からちょっと離れてた人にもぜひ届けたい物語です。
2. MOGAKU(著:グミマル)
続いては、2025年上半期の青春枠ではぶっちぎりで心に刺さったこの1作。
グミマル先生の『MOGAKU』!
高校生の一成が主人公。
家庭の事情でバイト三昧、将来も不安だらけ。でも、ある日「競輪」という選択肢が見えてきて──
この作品、まず“生活の描写”が異常にリアル。
誰かの夢を邪魔するのは、ドラマチックな事件じゃなくて、むしろ日々の現実。
そんな中でも一成は、もがく。
競輪という道にすべてを賭けようとする姿に、ページをめくる手が止まりません。
あと、主人公だけじゃなく、弟たち、母親、周囲の人間みんなに物語があるのが良い。
脇役の表情まで、読者に何かを訴えかけてくるんです。
「もがく」ということの尊さと痛さ。
それを真正面から描いた、重くて、でも清々しい一作です
3. 盤上のオリオン(著:新川直司)
「四月は君の嘘」の作者・新川直司が描く、将棋×青春×才能の物語。
天才と凡才、才能と努力。そういうテーマはよくある。でも、この作品は“ただの将棋漫画”では終わらない。
主人公・二宮夕飛が出会うのは、圧倒的な才能を持つ少女・茅森月(ちもり・るな)。
月の将棋は、まるで宇宙から来たオリオンのように、常識を軽く飛び越えてくる。
彼女に圧倒されながらも、夕飛は“自分の将棋”を見つけようとあがく。
静かな駒の打音と、胸をかきむしられるような心情描写。
将棋がわからなくても、その緊張感と感情の動きに、自然と引き込まれていく。
誰かと競い合いながら、自分自身を見つめ直していく。
そんな成長の物語が、将棋盤の上で美しく展開されていきます。
4. 悪祓士のキヨシくん(著:臼井 彰一)
さあ、ここで空気が一転。ホラー×バトル×コメディな痛快ダークアクションです!
最年少&首席で悪祓学校を卒業した祓清は、正真正銘のエリート。
だけど彼の弱点は…超ビビり!
そんなキヨシが、命の恩人・熾木天馬のいる奈落市悪祓出張所に配属されるところから物語は始まります。
同期の棺葬介、先輩の浄ヶ崎悪狩、そして謎多き三途川涅槃らとともに、悪を祓い、弱き者を守る戦いの日々。
怖いけど、戦わなくちゃいけない。
その葛藤のなかで、ビビりながらも勇気を振り絞るキヨシの姿がめちゃくちゃ愛おしい。
テンポの良いギャグとバチバチのバトルアクション。怖さと笑いのバランスが絶妙で、気づけば次のページをめくってしまう。
「守りたい」という優しさが原動力になるヒーローって、やっぱりかっこいいよね。
まとめ
今回紹介した4作品――
- 本を通じて人の縁を描く『本なら売るほど』
- 生活と夢の狭間で“もがく”青春『MOGAKU』
- 将棋を通して自分を見つける旅『盤上のオリオン』
- 最強だけどビビりなヒーローの物語『悪祓士のキヨシくん』
どれも違うジャンル、でも“心が揺さぶられる”という共通点がありました。
この上半期に出会えて、本当によかったと思える作品ばかり。
気になった作品があれば、ぜひ手に取ってみてください。
それでは、また素敵な漫画と出会える日まで!
【この記事で紹介した漫画】
- 本なら売るほど
- MOGAKU
- 盤上のオリオン
- 悪祓士のキヨシくん
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