DaVinci Guide #08
完全ガイド CHAPTER 2 ― 基本編集
トランジション
(場面転換)の使い方
種類・使い分け・長さの目安まで徹底解説。使いすぎNG・「ここぞ」の場面に絞るのがプロの使い方です。
トランジションの基本的な追加方法
1
エフェクトパネルを開く
- エディットページを開く
- 上部メニューの 「エフェクト」 をクリック
- 左側に 「ビデオトランジション」 の一覧が表示される
2
トランジションを配置する
- 使いたいトランジションをクリップとクリップの つなぎ目 にドラッグ&ドロップ
- つなぎ目にトランジションアイコンが表示されれば完了
⚠ 注意
トランジションはクリップとクリップが隣接している(隙間がない)場所にしか配置できません。先に隙間を詰めておきましょう。
3
長さを調整する
- タイムライン上のトランジションをクリックして選択
- 右側の インスペクタ でデュレーション(長さ)を調整する
- またはトランジションの端をドラッグして直接調整も可能
よく使うトランジションの種類
DaVinci Resolveには多くのトランジションがありますが、実際によく使われるのはごく少数です。
クロスディゾルブ(Cross Dissolve)おすすめ
使う場面:時間の経過・場所の移動・穏やかな場面転換
前のシーンがフェードアウトしながら次のシーンがフェードインします。どんな動画にも使える万能型。迷ったらこれを使えばOKです。
スムーズカット(Smooth Cut)
使う場面:Vlogのしゃべりのカット・インタビュー動画
同じ人が話し続けているように見せたいときに使います。カット編集したつなぎ目を自然につなげる効果があります。
フェードトゥブラック / ホワイト
使う場面:章の終わり・大きな時間の経過
画面が徐々に黒または白になってから次のシーンが始まります。章の区切りや時間が大きく変わる場面に使います。
ディップトゥカラー(Dip to Color)
使う場面:おしゃれなVlog・ブランド動画
指定した色を経由して場面転換します。動画のテーマカラーに合わせた色で使うとおしゃれに見えます。
使うべき場面・使わない場面
トランジションは「なんとなくかっこいいから」という理由で多用するのはNGです。
✅ 使うべき場面
- 時間の経過・場所の移動を表現
- 穏やかな雰囲気のシーン転換
- 章や場面の区切りを明確に
- インタビューのカットつなぎ
❌ 使わない方がいい場面
- 速いテンポ・アクティブな動画
- 全てのカットに入れる(くどい)
- 話し声の途中に入れる
- 雰囲気に合わないトランジション
💡 プロのコツ
プロの動画はシンプルなカットつなぎが基本です。トランジションは「ここぞ」という場面にだけ使うのが上手な使い方です。
デフォルトトランジションを設定する
よく使うトランジションをデフォルトに設定すると、ショートカットキーで素早く適用できます。
- エフェクトパネルでよく使うトランジションを右クリック
- 「デフォルトトランジションに設定」 を選択
- 以降、つなぎ目を選択して Ctrl+T(Mac: Cmd+T)で自動適用
長さの目安
| トランジションの種類 | 推奨の長さ |
|---|---|
| クロスディゾルブ | 0.5〜1秒 |
| スムーズカット | 0.3〜0.5秒 |
| フェードトゥブラック | 1〜2秒 |
| ディップトゥカラー | 0.5〜1秒 |
💡 ヒント
長すぎると間延びした印象に、短すぎると効果が感じられません。上記を参考に動画の雰囲気に合わせて調整しましょう。
よくある失敗と解決策
トランジションが追加できない
クリップとクリップの間に隙間がある場合に起こります。隙間のあるクリップを選択してBackspaceで隙間を削除するか、クリップをドラッグして隙間をなくしてから追加してください。
トランジションを追加したら映像が乱れた
クリップの端にトリム可能な余白(ハンドル)が足りない場合に起こります。撮影時に少し長めに録画しておく習慣をつけるか、トランジションの長さを短くすると解消されます。
📝 まとめ
- トランジションは エフェクト → ビデオトランジション から追加する
- クリップのつなぎ目(隙間なし)にドラッグ&ドロップ
- 迷ったらクロスディゾルブを使えばOK
- 使いすぎず「ここぞ」という場面に絞って使う
- Ctrl+T でデフォルトトランジションを素早く適用できる