グリンブログ

好きな本や音楽を紹介します。


スポンサーリンク
MENU

【怒涛の完結&アニメ化】今月買った33冊から「マジで面白かった神漫画」を本気で語らせてください! 2026年7月の漫画購入品紹介【vol.41】グリンの漫画紹介

 

Vol.41  ·  July 2026  ·  33 Books
Manga
Review
今絶対読むべき神漫画はこれだ!
オタクが本気で厳選した最新購入品33冊のリアルレビュー
2026年7月 完結作あり アニメ化決定作あり 3作厳選

毎月数万文字のレビューを読み込み、気になる作品はすべてチェックしている漫画好きの私が、2026年7月に実際に購入した注目の最新刊・新刊33冊の中から、絶対に読むべき神作品を熱量たっぷりに語り尽くします!

今回は、伝説的ヒット作の完結巻から「アニメ化決定」で話題沸騰中の注目作まで、全力でピックアップしました。

今月購入した33冊を振り返って感じたのは、「圧倒的な構成美 × 心を揺さぶる人間ドラマ」の進化。長年追いかけてきた名作たちの美しい完結や、初期から応援していた作品のメディア化など、漫画オタクとしては感情の振り幅が凄まじい1ヶ月でした。

July 2026 Stats
購入冊数33
今回の厳選3
完結作あり
アニメ化あり
Act I  ·  メイン注目作
 
 
👑 圧倒的没入感 / 完結作 / 構成美
夕闇とかたわれ
『隣の怪物くん』のロビコ先生が青年誌で魅せる、圧倒的構成美と完結へのカタルシス
ここがスゴい

少女漫画の名手・ロビコ先生が青年誌で見せる空気感は唯一無二。各話で主人公が入れ替わる連作ショートストーリーの形式をとりながら、最後に見事に一つへと繋がっていく構成が圧巻です。

ひとことレビュー
正直、読み始めた瞬間から世界観に引き込まれました。伏線がじわじわと回収されていく快感は、この作品でしか味わえないもの。少女漫画の名手が描く青年誌の空気感、そして見事な完結——今すぐ全人類に読んでほしい傑作です!
こんな人に
伏線回収に痺れたい人 質の高い人間ドラマを読みたい人 美しい完結を体験したい人
Act II  ·  感動の完結作
 
 
😭 青春群像劇 / 完結(全6巻) / 感動
きみの横顔を見ていた 6巻(完結)
切なさと愛おしさが交錯する、10代の胸の痛みをリアルに描き切った青春群像劇の金字塔
ここがスゴい

メインの4人だけでなく、周囲のサブキャラクターたちにまで丁寧にスポットを当て、それぞれの「片想い」と「横顔」を描き切った最終巻。胸キュンだけじゃない本物の青春劇がここにあります。

ひとことレビュー
ついに最終巻……!胸が締め付けられるような切なさと、読み終わった後の温かい余韻。無事に連載を走り抜けてくれたことに感謝しかありません。「綺麗な完結」という言葉が、これほどまでにぴったりと当てはまる作品はそうないと思います。
こんな人に
本物の青春劇を味わいたい人 綺麗な完結作を読みたい人 読後感を大切にする人
Act III  ·  アニメ化決定の話題作
 
 
🚀 アイドルドラマ / アニメ化決定 / 先物買い推奨
私をセンターにすると誓いますか? 6巻
初期から推していた名作がついにメディア化!熱量と勢いが止まらないアイドルドラマ
ここがスゴい

1〜2巻が出た頃から「絶対面白いから読んで!」と周りに布教し続けていた作品が、なんと祝・テレビアニメ化決定!! 古参ファンとして嬉しすぎて叫びました(笑)。

6巻の展開も勢いそのままに怒涛の連続で、アニメ化でさらに化けること間違いなし。

ひとことレビュー
今から履修しておくのが絶対に正解です。アニメ化前に原作を押さえておけば、放映後に「1巻から知ってた」ドヤ顔ができます(笑)。熱いサクセスストーリーが好きな人は迷わずどうぞ!
こんな人に
熱いサクセスストーリーが好きな人 アニメ化前に先物買いしたい人 古参を名乗りたい人
Afterword  ·  おわりに
漫画がくれる「最高の体験」をあなたに

今月も素晴らしい33冊との出会いがあり、「やっぱり漫画って最高だな」と再確認した1ヶ月でした。

作品との出会いは一期一会。この記事が、あなたの「生涯の1冊」と出会うキッカケになればこれ以上に嬉しいことはありません!

「この中で読んだことある作品がある!」「他にもおすすめの漫画があるよ!」という方は、ぜひコメント欄やSNSでのシェアで教えてくださいね!
Tags
#漫画 #おすすめ漫画 #マンガ #漫画紹介 #読書 #書評 #2026年7月 #新刊レビュー #完結漫画 #アニメ化 #夕闇とかたわれ #きみの横顔を見ていた #私をセンターにすると誓いますか #漫画好きと繋がりたい #購入品紹介

ガチマンガファン必見!2026年の新作漫画ランキング

 

NEW SERIES RANKING 2026▶夜鷹ふたたび▶ローワライ▶二月に殺して桜に埋める▶ラーメン屋に並ぶお兄さんたちをBLにしたい話▶灰宮先輩は怖くて可愛い▶今すぐ青田買いするなら2026上半期▶NEW SERIES RANKING 2026▶夜鷹ふたたび▶ローワライ▶二月に殺して桜に埋める▶ラーメン屋に並ぶお兄さんたちをBLにしたい話▶灰宮先輩は怖くて可愛い▶今すぐ青田買いするなら2026上半期▶
2026 FIRST HALF · NEW TITLE RANKING
新作漫画
TOP5
まだ1〜2巻で追いつける!

2026年に第1巻が発売されたばかりの完全新作のみ厳選
最前線のマンガ好きがガチで推す5作品(+番外編)
今週末に一気読みで最新話まで追いつける

2026年もあっという間に上半期が終了しましたね。今年も数々の名作が生まれましたが、みなさん「本当に面白い新作」に出会えていますか?

今回は、実際に読んで「これは大当たりだ!」とテンションが上がった珠玉の5作品を、カウントダウン形式でご紹介します。

話題作が多すぎてどれを読めばいいかわからない……

今から大作を何十巻も集めるのはキツい……

→ どれも今なら全巻一気読み可能!

RANKING · BEST 5 + 番外編 2026 H1 / NEW SERIES ONLY
RANK 5
日常系 次にくるマンガ大賞ノミネート ギャップ萌え
灰宮先輩は怖くて可愛い
ギャップ萌えの最高峰!SNSでも大バズり中の癒やしコメディ
どんな話

関西弁、ピアス、ウルフカット——見た目は完全に「超怖い」ハミヤ先輩。しかし、なぜか後輩の男の子にだけはとんでもなく優しい……!?

ここが推せる
「次にくるマンガ大賞」ノミネート済みの大注目作。読んでいるだけで脳内から幸せな物質が溢れ出します。

SNSのトレンドに流れてくるようなテンポの良さと、見た目と中身のギャップ萌えに100%癒やされる新時代の日常系ラブコメです!

RANK 4
BL/コメディ BL未経験者OK
ラーメン屋に並ぶお兄さんたちをBLにしたい話
BL未経験者にこそ大推薦。ライトで尊い妄想暴走ストーリー
どんな話

ラーメン屋の行列に並ぶ、金髪お兄ちゃんと真面目サラリーマン。その2人を「なんとかしてBLにしたい……!」という作者の熱い妄想がコミカルに炸裂する物語。

ここが推せる

タイトルこそ攻めていますが、現時点ではあくまで「ライトな関係性」を楽しむ作品。だからこそ、普段BLを全く読まない方でもクスッと笑って楽しめる超新感覚エンタメに仕上がっています!

RANK 3
毒親 受験サスペンス 重厚ドラマ
二月に殺して桜に埋める
令和のリアルな歪みを描く、心揺さぶられる教育×毒親バトル
どんな話

過疎化の進む田舎町を舞台に、「娘を何が何でも医者にしたい」と狂気的な執着を見せる母親と、「東京で本に関わる仕事がしたい」女子高生の息詰まる親子バトル。

ここが推せる
「毒親」「教育虐待」というテーマを、圧倒的なリアリティと高い解像度で描き出す。

思わず胸が痛くなるほどのサスペンスフルな展開。受験を経験した人もそうでない人も、一気に引き込まれる重厚なドラマです。

RANK 2
ヒューマンドラマ 実力派作家・待望の連載化
ローワライ
圧倒的画力とセンス!「耳の聞こえない少年」が漫才で世界を笑わせる
どんな話

生まれつき耳が聞こえない「平君」と、彼を支えてきた「島君」が「漫才」のコンビを組んで笑いの頂点を目指す——。逆から読むと『わらい』になる、タイトルからして天才的な仕掛け……!

ここが推せる

読み切り作品の時点で「天才すぎる」と漫画好きの間で超話題になっていた実力派作家さんの待望の連載化。ハンデを感動の道具にするのではなく、純粋な「お笑い」の熱量とキャラクターの魅力で読ませる圧倒的な筆力。

四の五の言わずに読んでください。それが全てです。
RANK 1
2026上半期 個人的No.1 ダークホース モーニング掲載
夜鷹ふたたび
ヤニカス×酒カス×殺し屋。不謹慎なのに最高に愛おしい、2026年最強の異色作
どんな話

青年誌『モーニング』の常識を覆す、【ヤニカス】【酒カス】【現役の殺し屋】という、およそ主人公にふさわしくない3大悪徳要素が詰まった超異色作!

ここが推せる

元殺し屋が生活費のためにちょくちょく物騒な現場に「バイト感覚」で復帰していくストーリー。キャラクターデザインや時折見せるデフォルメのポップさと、やっていることのクズさ(笑)のバランスが神がかって面白い!

ストーリーのテンポも抜群で、2026年上半期の個人的圧倒的ナンバーワンに輝きました!


ラブコメ 高身長ヒロイン 現在3巻
僕の彼女はデッカワイイ
「背高×ショートカット女子」好きは全員強制購入!(1巻が2025年発売のため番外編)
どうしても紹介したい!

高身長でショートカットのヒロイン「すみさん」が、とにかく言葉を失うレベルで可愛い。主人公に負けないくらい読者も一瞬で恋に落ちます。

初々しすぎる2人のカップル模様に、全人類が悶絶すること確定。現在3巻まで発売中なので、今すぐ全巻追いつけます!

まとめ:今すぐ書店か電子書籍へダッシュ!

今回ご紹介した作品は、すべて2026年にスタートしたばかりのフレッシュな新作ばかり。どれも1〜2巻なので、今週末のちょっとした時間で一気に最新話まで追いつけます。

あなたが気になった作品や「2026年上半期ならこの新作も外せない!」というおすすめがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!

▶ この記事が面白かったら「スキ」と「シェア」をぜひ!
TAGS
#漫画 #おすすめ漫画 #マンガ #漫画紹介 #読書 #書評 #新作漫画 #2026年 #次にくるマンガ大賞 #ローワライ #夜鷹ふたたび #ラーメン屋BL #灰宮先輩 #二月に殺して桜に埋める #僕の彼女はデッカワイイ #青田買い #ランキング #漫画好きと繋がりたい #バズ

2026年6月、44冊爆買いして見つけた 「絶対に今読むべき神漫画」5選。 打ち切り危機の裏話からアニメ化作まで

 

グリンch · MANGA REVIEW 漫画購入品レポート vol.40
2026.06 / 44冊読破
神回 5選
ガチ本音レビュー

2026年6月、44冊爆買いして見つけた
「絶対に今読むべき神漫画」5選。
打ち切り危機の裏話からアニメ化作まで

こんにちは、大人気ブロガーのグリンです。今回は44冊の中から「全マンガ好きに今すぐ共有したい!」と魂が震えた超厳選5作品を、どこよりも熱く、ガチの本音でレビューします。

① LILI-MEN
② 盤上のオリオン
③ こんづくし
④ 夢なし先生の進路指導
⑤ 二月に殺して桜に埋める

打ち切り寸前で首の皮一枚繋がった奇跡の作品から、あの超名作のDNAを継ぐ将棋マンガまで——今すぐ本屋に走りたくなる傑作ばかりです。

打率重視で選んだ今回のラインナップ。どれもジャンルも雰囲気も全く違いますが、読後感は共通しています。「なんでもっと早く読まなかったんだ」——です。

6月 購入冊数 44
今回の厳選 5作品
本屋を巡った回数 複数
アニメ化作品含む あり
EDITOR'S PICKS · 神漫画5選
01
完結作 海外大ヒット 全13巻
LILI-MEN
3度の打ち切り危機を乗り越えた「海外大ヒット」の奇跡の完結作
 

ついに最終巻を迎えた本作ですが、単行本の後書きで驚愕の事実が明かされていました——なんと「過去に何度も打ち切りの危機」に瀕していたそうです。

そのクオリティの高さから「海外で大ヒット」を記録し、見事に最後まで描き切る——エモすぎる逆転劇。

最終巻は本屋を何軒も巡ってようやくゲットできるほどの熱量。打ち切り感ゼロの最高に熱いラストを飾ってくれました。ぜひ1巻から体感してください。

02
将棋ドラマ 新川直司 全10巻〜
盤上のオリオン
『四月は君の嘘』で泣いた人は絶対読め。新時代の将棋ドラマ
 

新川直司先生が描く、今一番熱い将棋マンガ。帯にもある通り「将棋のルールが分からなくても100%面白い」のが凄まじいところ。

息詰まる対局の中、一歩ずつ追い詰められていくプレッシャーを「将棋の駒が物理的に迫ってくる」ように魅せる描写は圧巻の一言。

前作『四月は君の嘘』などで涙した経験がある人には、絶対に心に刺さる大傑作です。まだ10巻なので今なら一気読みに最適!

03
次にくるマンガ大賞 ノミネート 推し続けた作品
こんづくし
まさかのノミネートに大興奮!「次にくるマンガ大賞」選出のダークホース
 

個人的に1巻の頃からずっと激推ししていた本作が、なんと「次にくるマンガ大賞」にノミネートされました!

主人公が「狐の学校」にいつの間にか馴染んでいく世界観がとにかく魅力的。今回の最新刊でも、自分自身の信念や正義に向かってひたむきに頑張る姿に胸を打たれます。

まさか本当にノミネートされるとは思っていなかったので嬉しすぎて速攻で投票しました。これからさらに人気が爆発すること間違いなしのトレンド株です!

04
お笑い芸人 圧倒的解像度 リアル系
夢なし先生の進路指導
リアルすぎて心が痛い。「お笑い芸人」の裏側を覗く衝撃作
 

お笑い芸人を目指す人たちを題材にした、あまりにもリアリティがありすぎる一冊。凄まじい量の参考文献や取材に裏打ちされているのが伝わる圧倒的な解像度です。

華やかな世界の裏にある「売れずに消えていく芸人の苦悩」がダイレクトに描かれており、読んでいて心がヒリヒリと痛むほどの衝撃作。
05
毒親 受験サスペンス 地域性
二月に殺して桜に埋める
医者にしたい母親 vs 拒絶する娘。生々しい毒親サスペンス
 

何が何でも娘を医者にしたい母親と、それを拒む娘の壮絶な「受験バトル」を描いた毒親マンガ。

特定の地域にある特有の風習やフード(風土)が色濃く反映されており、そのドロドロとした生々しさが物語の恐怖とリアリティを何倍にも跳ね上げています。

レビューでも話題になっているほど、読後に誰かと語り合いたくなる問題作です。

編集後記 · EDITOR'S NOTE
44冊を読んで改めて思った「出会い」の尊さ

今月はアニメ化が決定した注目作から、マイナースポーツのルールを完璧に落とし込んだ作品まで、漫画の多様性に改めて殴られたような最高な1ヶ月でした。

こうして偶然本屋で出会った作品に魂を揺さぶられる体験があるからこそ、マンガオタクは辞められません。

今回紹介した作品は、どれも今が一番面白い、熱量MAXのラインナップです。電子書籍でも紙の単行本でも、あなたの直感に触れた作品をぜひ1冊、今日の夜のお供に選んでみてください。

WATCH NOW

動画では全44冊のレビューをより詳しく紹介しています。あなたの「今月の一押しマンガ」も、ぜひコメントで教えてください!

▶ 動画を見る vol.40
TAGS
#漫画 #おすすめ漫画 #マンガ #漫画紹介 #読書 #書評 #次にくるマンガ大賞 #次にくるマンガ大賞2026 #こんづくし #万丈のオリオン #リリーメン #夢なし先生の進路指導 #2月に殺して桜に埋める #爆買い #アニメ化 #ガチ本音 #バズ #漫画好きと繋がりたい

正義のヒーローではない。 「殺すため」に空手を磨いた男の話 Kの流儀 FULL CONTACT GAME

 

MEPHISTO PRIZE READING PROJECT · #10

Kの流儀 FULL CONTACT GAME

著:中島 望 / 第10回メフィスト賞受賞作

正義のヒーローではない。
「殺すため」に空手を磨いた男の話だ。

 

メフィスト賞読破シリーズ、第10回。
今回の一冊はやばかった。

格闘小説、バトル系、学園ドラマ——ジャンルのラベルを貼ろうとすると、どれもしっくりこない。 強いて言うなら「男の業を、拳で描いた暗黒叙事詩」とでも呼ぶべきか。 第10回メフィスト賞を受賞した中島望のデビュー作、 『Kの流儀 フルコンタクト・ゲーム』——読み始めてから最後のページまで、ほとんど一息だった。

タイトル Kの流儀 フルコンタクト・ゲーム
著者 中島 望
受賞 第10回メフィスト賞
ジャンル 格闘アクション / 学園ノワール
シリーズ 当企画 #10 / メフィスト賞読破
STORY

暴力が支配する学校へ、極真の拳が降り立つ

舞台は荒廃の極致——不良が牛耳り、教師も警察もまともに機能しない廃墟同然の高校。 そこへ転校してきた少年、逢川総二(あいかわそうじ)。 見た目は目立たず、普段はいたって静か。 しかしその実、彼は"極真"の修羅場をくぐり抜けた格闘者だった。

中国拳法、ボクシング、少林寺拳法、柔道、空手、剣道—— 次々と立ちはだかる強敵たちとのフルコンタクトの激突が、 物語の骨格を成す。 しかし本作の真価はそこではない。 むしろ、「なぜ総二は戦うのか」という問いへの答えが、 この小説を凡百のバトル小説とは一線画す。

男なら誰もが「強さ」への憧れを持っている。自らの「弱さ」を自覚した時、更にその欲求は高まるものだ——この物語の主人公である総二の中には、作者であり極真の門下生である中島望氏の筆によって、我々が憧れている極真が象徴的に描かれている。 — 国際空手道連盟 極真会館 館長 松井章圭(書評より要約)
CORE

「正義のヒーロー」として描かなかった。それだけで合格点

率直に言う。この作品の最大の功績は、主人公・逢川総二を 「正義のヒーロー」として書かなかったことに尽きる。

POINT

稚拙な少年漫画や小説投稿サイトに溢れる「強キャラ」物語の多くは、 主人公が敵を倒すたびに周囲が褒め称え、 「あいつは救世主だ」と持ち上げ、 主人公に都合の良い展開ばかりを用意するご都合主義だ。 そういう独り善がりな話には、どこまで読んでもカタルシスがない。

総二が戦う動機は、正義感でも使命感でもない。 悪に屈服しないという矜持と、 暴力で敵を制することへの、ある種の異常な快楽—— 作者はその一点を、最初から最後まで一切ぶらさない。 だからこそ、総二というキャラクターに奇妙なリアリティが宿る。

過去のある出来事から、総二の信条はシンプルかつ冷酷だ—— 「自分に危害を加える者は、素手で仕留める」。 戦いになれば一切の容赦はない。 そのキャラクターの一貫性が、物語全体を清々しいほどに引き締めている。

机の中に殺した猫の死骸を入れ、狂笑した男。
総二は静かに喉へ蹴りを放ち、その場に沈めた。
「見損なったわ。あなたはケンカのために空手を学んだの?」 「……違う。殺すためだ」

この一言が、総二というキャラクターのすべてを語っている。 ヒーローの台詞ではない。でも、嘘もない。 そのカッコよさは、清廉さとは全く異なる種類のものだ。

COMBAT

戦闘描写の生々しさ——これが本作の体感値

格闘描写は、とにかく肉体的だ。 敵の歯が砕け、骨が折れる感触が文字から滲み出てくる。 内臓が悲鳴を上げ、関節が限界を超える。 レイプ魔への報復シーンでの容赦のなさは、 読んでいて思わず顔をしかめるほどの迫力がある。

ただ単に「強い」を記号化するのではなく、 痛みと破壊の物理的なリアリティを丁寧に積み上げていく。 それがあるから、総二の「強さ」が画面の外まで飛び出してくるような 圧倒的な体感値を生み出している。 作者が極真の門下生だという背景も、 この説得力に確実に寄与しているのだろう。

「格闘への描写だけじゃなく、戦闘は生々しくて迫力がある」—— これは単なる暴力描写への耽溺ではない。 肉体と肉体がぶつかる瞬間の、嘘のない質感だ。

— グリンch:感想メモより

MINUS

一点だけ、正直に言う

文句のない作品ではある。が、一点だけ。

視点人物の切り替えが、少しわかりにくい。 場面の模写(地の文)がどの人物の視点から描かれているのか、 切り替わりのタイミングで一瞬迷子になることがあった。 デビュー作ゆえの荒削りさ、と好意的に読めなくもないが、 読み慣れていない人には少しストレスになるかもしれない。

それを差し引いても、総二の主人公としての魅力が そのマイナスを軽々と上回ってくれるのだが。

STRENGTHS
  • 主人公を「英雄」にしなかった潔さ
  • 戦闘描写の肉体的なリアリティ
  • 総二のキャラクター一貫性
  • 極真の門下生による本物の格闘感
  • ロマンス要素とのバランス
WEAKNESSES
  • 視点切り替えがわかりにくい箇所あり
  • 現実的な突っ込みどころはある
  • デビュー作ゆえの荒削りさ

OVERALL RATING

8.0/10

主人公が「無双する話」が好きな人には、迷わず薦める。

FINAL

こういう主人公が無双する話が、好きだ

現実的な突っ込みどころが皆無とは言わない。 荒廃した学校の設定は誇張もある。 でも、そんなことはどうでもいい。

強いキャラクターが、ぶれずに自分の論理で戦い続ける物語—— それだけで、読む理由としては十分だ。 総二はヒーローじゃない。でも、彼の拳には一切の嘘がない。 それが何より清々しい。

梶原一騎の再来と評された帯文の煽りは、伊達ではなかった。 「K」というアルファベットに込められた意味を、 ぜひ最後のページで確かめてほしい。

YOUTUBE · グリンch

動画でも語ってます

メフィスト賞読破シリーズ、YouTubeチャンネル「グリンch」でも配信中。
マンガ・本の沼へ一緒に落ちましょう。

チャンネルを見る →
#メフィスト賞 #Kの流儀 #中島望 #格闘小説 #極真空手 #読書感想 #小説紹介 #本好きの人と繋がりたい #バトル小説 #グリんch
MEPHISTO PRIZE READING PROJECT · #10 of ∞ | 次回もお楽しみに

本屋で「ガチで震えた」漫画4選。 34冊爆買いした僕のガチ本音レビュー

 

 
34
🔥 神回 · 2026年5月購入品レポート vol.39

本屋で「ガチで震えた」漫画4選。
34冊爆買いした僕のガチ本音レビュー

グリンch マンガオタク| 2026年5月 |34冊(30作品)読破




「最近、本当に面白い漫画に出会えてないな…」

そう感じていませんか?こんにちは、毎月数万文字のレビューを書き散らすマンガオタクです。2026年5月、気づけばこんな購入実績になっていました——

34冊購入
30作品
4作が魂を揺さぶった

寝る間を惜しんで一気読みし、「これは全人類が読むべきだ」と本気で確信した超厳選4作品をご紹介します。完結作のロスから、本屋で一目惚れした最新作まで。あなたの「次の愛読書」、ここにあります。

EDITOR'S PICKS · ガチ本音レビュー 4選
 
今月No.1
ラブコメ / 青春 / ジャケ買い
僕の彼女はデッカワイイ
今月一番の大当たり。「尊死」確定の青春ラブコメ
📖 3巻まで既刊
購入のきっかけ
本屋の新刊コーナーで3巻の表紙と目が合った瞬間、「え、何この子、最高に可愛い…」と本能が叫び、即・既刊一気買い。

高身長女子 × 手の小さい男子」の、学校には秘密の内緒カップルが繰り広げる超初々しいラブコメです。公園や図書館でのデートシーンは、もう胸が苦しくてたまらない。

ラブコメを普段読まない私が「一気読みして尊死した」レベルの大傑作。「こんな青春がしたかった…」と、全人類の胸を締め付ける破壊力があります。

 
ダークホース
毒親 / ヒューマンドラマ / 劇薬
虐殺のくるちゃん
「脳天をガツンと食らった」完全なるダークホース
💬 読後に語り合いたくなる

久々に「脳天をガツンと食らった」、完全にダークホースな作品。主人公のうるちゃんは、裕福な家庭で何不自由なく育っています——でも、母親は満たされていない。

「お母さんの不機嫌のトリガーを踏まないよう、自分を犠牲にして生きる」という、毒親・アダルトチルドレンの解像度がエグすぎる物語です。読み終わった後、絶対に誰かと語り合いたくなる、SNS特化型の"劇薬"コミック。

 
今月最エモ
成長劇 / アイデンティティ / エモ
オレが私になるまで
今一番続きが読みたい。大人のための成長劇
📚 紙で手元に置きたい

元々は男の子として生まれた主人公が、ある日突然、病気によって女の子になってしまうという衝撃の導入。文字面だけ見ると突飛ですが、中身は超濃厚。

今月トップクラスで発売を楽しみにしていた作品です。読むたびに「自分だったらどう生きるか?」を深く考えさせられ、胸がギュッと苦しくなるエモーショナルな展開から目が離せません。ぜひ紙のコミックスで手元に置いてほしい一冊。

 
期待ゼロ→大当たり
サスペンス / オカルト / サイコ
MAMBA 特殊業務委託機関
マジカルステップ 第19分室
期待ゼロから大どんでん返し!新境地のサスペンス
😱 良い意味で大裏切り

あらすじを読んだ段階では「自分の好きなジャンルじゃないな」と全く期待していませんでした。……が、良い意味で大裏切り。めちゃくちゃに面白かった!!

子供の姿のまま時が止まっている女性と元刑事の部下が、オカルト絡みの異常事態を解決していくサイコ・サスペンス。普段このジャンルに触れない人にこそ、この「新鮮な衝撃」を味わってほしいです。

EDITOR'S NOTE ✏️
だから私は「本屋」に行くのをやめられない

今回の大当たりだった『僕の彼女はデッカワイイ』との出会いは、まさに本屋の棚で偶然目が合ったことから始まりました。

ネットのアルゴリズムではお勧めされない、自分の"想定外"と出会える場所。それこそがリアルの書店の魅力ですよね。

今回の紹介作は、どれも巻数が若く、「今からでもすぐに追いつける」作品ばかりです。気になる作品があれば、電子でも紙でも、ぜひ手に取って「漫画が続く未来」を一緒に応援しましょう!

あなたの今月のイチオシ漫画も、
ぜひコメントで教えてください!📚

動画では34冊すべての感想を詳しく紹介しています

▶ 動画を見る:2026年5月の漫画購入品紹介 vol.39
TAGS
#漫画 #おすすめ漫画 #マンガ #漫画紹介 #読書 #書評 #青春 #ラブコメ #毒親 #サスペンス #ジャケ買い #本屋 #僕の彼女はデッカワイイ #虐殺のくるちゃん #オレが私になるまで #マジカルステップ #一気読み #漫画好きと繋がりたい

【戦慄】私たちが学校で習った 「百人一首」は、 実は巨大な"呪いの装置" だったのか?

 

呪怨念
 
書評 · ミステリー · 歴史の裏側

【戦慄】私たちが学校で習った
百人一首」は、
実は巨大な"呪いの装置"
だったのか?

QED 百人一首の呪 / 高田崇史 ── 第9回メフィスト賞受賞作
あなたの知っている日本史が、音を立てて崩れ去る
 
 
「秋の田の〜」 「ちはやぶる〜」

誰もが一度は国語の授業や正月遊びで触れたことがある『百人一首』。優雅な和歌の世界——しかし、その裏側に非業の死を遂げた者たちの「怨念」と、それを封じ込めるための「恐ろしい仕掛け」が隠されているとしたら……?

TODAY'S BOOK
QED 百人一首の呪
著者:高田崇史 / 講談社ノベルス
第9回メフィスト賞 受賞作 / 累計数百万部超

この本を読んだ後、あなたの知っている「日本の歴史」は音を立てて崩れ去るかもしれません。

01
CHARACTER

薬剤師にして「変人」。最強の主人公・タタル

物語の主人公は、目黒の漢方薬局で働く薬剤師・桑原崇(通称:タタル)。ボサボサの髪に猫背、一見すると冴えない男ですが、大学時代「オカルト研究会」の会長を務めたほどの歴史・古典オタクです。

「薬剤師」という科学的な視点 ×「オカルト」という非科学的な視点——
この相反する二面性が、現代の殺人事件と1000年前の呪いを結びつける

彼がひとたび歴史の謎に触れると、その鋭い知性が爆発します。この過程が、とにかくゾクゾクするんです。

02
MYSTERY

現代の密室殺人と、1000年前の呪いのリンク

事件は1992年、ある貿易会社の社長が密室で殺害されたことから始まります。社長が死の間際に握りしめていたのは、百人一首のある「」。

一見、現代の強盗殺人かと思われたこの事件。しかしタタルは、百人一首そのものに隠された「真実」から、犯人の正体と動機を鮮やかに解き明かします。

タタルが突きつける問い——
「なぜ、藤原定家はこの100首を選んだのか?」
「なぜ、この順番で並んでいるのか?」

その問いの答えが、現代の殺人事件の真相と重なったとき、読者は「歴史ミステリーの金字塔」と呼ばれる所以を思い知らされることになります。

03
TRUTH

歴史は常に「勝者」によって書き換えられる

この作品が教えてくれる最大の教訓——それは、「私たちが学校で習う歴史は、勝者の都合で作られた物語に過ぎない」ということです。

百人一首の中には、政争に敗れ、無念の死を遂げた「敗者」たちの歌が数多く含まれています。当時の人々が信じていた「言霊(ことだま)」の力。わずか31文字に込められた、呪いにも似た強い思い。

わずか31文字に込められた——
呪いにも似た、強い思い。
言霊は今も、生きている。

タタルの解説(という名の講義)を聞いているうちに、学生時代の退屈な授業が、最高にエキサイティングな知的冒険へと変わっていくはずです。

知的好奇心を刺激する「毒」をあなたに

『QED 百人一首の呪』は、単なる犯人捜しのミステリーではありません。読み終えたとき、あなたはきっと自分の家の本棚にある百人一首や、近所の神社の見え方が変わっていることに気づくでしょう。

「歴史の裏側を覗いてみたい」「日常の景色を180度変えてみたい」——そんな方に、この最強の知能犯(タタル)による「歴史の再構築」をぜひ体験してほしい。

⚠ ただし、一度開けたら最後。
あなたもQEDシリーズという深い沼から抜け出せなくなるかもしれません。

もっと詳しいレビューはこちらの動画でもチェック!

▶ 動画を見る:百人一首に隠された驚愕の真実とは!?
TAGS
#ミステリー #読書感想文 #百人一首 #歴史ミステリー #メフィスト賞 #QED #高田崇史 #本好きと繋がりたい

42冊読破して見つけた! 「次に絶対流行る」 大注目のマンガ3選

 

🔥 2026年4月購入品レポート  |  42冊読破  |  #ローワライ  |  #住みにごり  |  #カンピオーニ  |  次にくる漫画はここにある  |  青田買いは今のうち  |  🔥 2026年4月購入品レポート  |  42冊読破  |  #ローワライ  |  #住みにごり  |  #カンピオーニ  |  次にくる漫画はここにある  |  青田買いは今のうち  | 
2026年4月版 · 購入品レポート

42冊読破して見つけた!
「次に絶対流行る」
大注目のマンガ3選

グリンch SNSマーケティング担当 / 2026.04

皆さんは、4月にいくつのマンガに出会いましたか?当チャンネルでは、4月だけで42冊のマンガを購入しました!その中には、すでに話題沸騰中の作品から、これから爆発的にバズりそうな隠れた名作まで、熱いタイトルが目白押しです。

今回は、42冊すべてを読み込んだSNSマーケティングの視点から、「絶対に今読んでおくべき神マンガ」を厳選してご紹介します。青田買いなら今のうちですよ!

42
4月の購入冊数
3
神マンガ厳選
次にくる可能性
 
EDITOR'S PICK · 神マンガ3選
 
PICK
01
ヒューマンドラマ / お笑い
ローワライ
● 1巻 · 4月最大の注目作
お笑い界の常識を覆す——4月最大の注目作

今月購入した中で、間違いなく一番の期待作がこれです。耳の聞こえない平里君と、そのサポートをする嶋君の2人がお笑い芸人を目指すストーリー。

耳が聞こえなくても、人を笑わせることができるのか?」というテーマですが、1ページめくった瞬間にグッと引き込まれる圧倒的な熱量があります。

まだ1巻が出たばかりなので、友達に自慢できる絶好のタイミングです。まずは無料の試し読みからでも、絶対にチェックしてください!

PICK
02
🔥 SNSバズ中
異色作 / 独特世界観
住みにごり
● 10巻 · SNS最バズ作品
あのちゃんも絶賛する「圧倒的言語化」の異色作

今月最もSNSでバズった理由の一つが、タレントの「あのちゃん」のコメントです。

「臭おもろい、とんでもない匂いがする」という鋭い言語化の通り、一度読んだら抜け出せない強烈な魅力と中毒性があります。独特な世界観にハマる人が続出中。

SNSでのトレンドを追うなら外せない作品です。

PICK
03
スポーツ / 青春
カンピオーニ
● 1巻 · スポーツ漫画界の期待作
スポーツマンガ界の新巨匠が描く、王道の面白さ

スポーツ漫画界の期待作として登場したのがこちら。王道の小学生サッカーマンガでありながら、テンポ感と熱量がとにかく抜群です。

バレーボールを題材にした名作から続く先生の新作ということもあり、今後のスポーツ漫画界の巨匠になる予感しかありません。

王道の青春を楽しみたい方にイチオシです。

▸ OTHER PICKS — 他にも熱い4月のラインナップ
 
人の余命で青春するな — 人間の余命と青春というテーマで深く考えさせられる一冊
 
長年続くギャグマンガの名作 — 完結作への惜しみないロス感とともに振り返る
まとめ:マンガは人生のカンフル剤

4月のラインナップは、熱量・話題性・王道の面白さがそろった非常に充実した月でした。

あなたの心に刺さる一冊は見つかりましたか?推しとの出会いは、ここから始まります。

もっと詳しいレビューや、42冊の購入品の全貌が気になる方は、ぜひ動画をチェック!

▶ 動画を見る:次にくる⁈ 2026年4月の漫画購入品紹介
TAGS
#漫画 #マンガ #漫画紹介 #マンガ大賞 #おすすめ漫画 #ローワライ #住みにごり #カンピオーニ