グリンブログ

好きな本や音楽を紹介します。


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『我間乱 修羅』25巻の感想

こんにちは!グリンです。

今回は中丸洋介先生の作品である、『我間乱 修羅』の感想になります。

 

 

・あらすじ

あの『我間乱』が帰ってきた!!

海原藩での死闘から2年、修行を続ける大亀流・千石伊織のもとに、ある武芸大会の招待状が届いた。その名も“幕下大仕合”。国中から厳選された百名の猛者による、禁じ手なしの血と刃の宴が開幕する!求めるものはただ一つ、“天下無双”の称号――。

 

・感想

 

まさかお前が・・・となった前巻からですね、今回も闘う、闘う、闘う。

東条春嶽VS現羅の死闘はなかなか好きでした。追いつめられた現羅は、二重人格であり禅羅と呼ばれる方に変わります。

まあとにかく強いですね!レベルが数段上がります。(笑)

 

そして後半では一ノ瀬善丸の兄となる人物まで登場し、いったいどうなる???

といった展開でございます!

今後もますます楽しみです。

 

 


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我間乱修羅の前シリーズ

 

『おかえりアリス』6巻の感想

こんにちは!グリンです。

今日は押見修造先生の作品『おかえりアリス』6巻を読んだ感想になります。

 

 

 

・あらすじ

内気で平凡な少年亀川洋平と、ルックスの良い室田慧、美少女の三谷結衣は幼稚園から一緒の幼馴染。中学1年生のある時、性を意識し始めていた洋平は、慧と結衣がキスしているのを目撃して以降、関係は疎遠になっていく。そして夏休み明けに、慧は父親の仕事の都合で北海道に転校してしまう。

時が経ち、地元の高校に進学した洋平は、同じ高校に入学した結衣と再び話すようになる。そして同じクラスに、女装して別人のようになっていた慧が入学しており、2年半ぶりの再会を果たす。「男を降りた」と言い放って美少女になった慧は、洋平に接近してきて困惑させる。

同時に、初恋であった慧の女装姿に戸惑う結衣は、その混乱の矛先として、洋平に対して恋愛感情を向けるようになる。

 

・6巻感想

洋平の苦悶。三谷の焦燥。阿野の不安。慧の絶望。

それぞれの地獄から抜け出すための糸口はあるのだろうか?

 

洋平は慧を三谷を、そして自分自身を傷つけている。その地獄から抜け出すため、

ある決断をする。

それが正しい決断であったか?私には分からない。

でもその行動が洋平にとって一歩踏み出す為であり、「性」の向こう側に進めるのではないだろうか。

 

やはり押見修造作品は恐るべし!と思わせてくれる作品であった。


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面白い漫画を教えてもらいました!①

こんにちは!グリンです!

 

先日ですね面白いからおすすめと紹介して頂いた漫画を購入して読みました!

 

ちなみに2作品紹介してもらった感想になります。

 

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青春にすべてを懸けたバンド shout it out

こんにちは。グリンです。

 

今日は好きなバンドの話をします。

 

といっても、もうそのバンドは解散しており、ライブに行く事も叶わないです。

 

今回紹介するのは「Shout it Out」というバンドです。

 


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『大阪、堺からやってきました』と言う言葉からライブの始まるバンドでした。

活動期間は2012年から2018年で、2015年には「初代未確認フェスティバル」を優勝する4人組バンドでした。

 

しかし優勝後にドラムの脱退、新ドラムの加入。

そして2016年ギターとベースが脱退をします。

 

その後2年ほどギターボーカルとドラムの2人で活動していました。

 

私が彼らを知ったのは2016年でした。

ドラマ「ニーチェ先生」の主題歌に使われていた事で、彼らの魅力に引き込まれた。

それからライブによく足を運ぶようになった。

 

彼らの音楽は「青春」を歌うのだ。

けれどただの青春ではない。10代の頃ある思春期特有の感情を純度100%で伝えてくる。

大人にならないし、なりたくもない。そんな狭間の心境を私たちにぶつけてくる。

 

私が聴いた時はもう大学生だった。

だけど全てが彼らの歌詞が私の心を撃ったのだ。

 

「青年の主張」

"本当は知ってた いつかは全部終わるんだって
いつまでも子供で 許されるわけないって
でもまだ大人にはなれなくて 背伸びしてみたけど
未来はまだ見えず"


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「大人になれない」

"ああはなりたくないよな
10代の頃バカにしてた
タイプの大人に近づいてる気がして
吐き気がした"

 

しかし彼らは解散してしまった。

ボーカルは「このバンドが青春のすべてだった」だからこそバンドを終わらせる決断をしたのだ。

 

最初は意味がわからなかった。なぜこのバンドで歌えないのだ?新しい歌を歌えないのか?

 

だが少しすれば理解できた。

青春のすべてだったこのバンドでは、青春しか歌えないのだ。

だが彼らは大人になった。大人になってしまったら、青春の歌が歌えなくなったのだ。だったら自ら終止符を打つしかない。

 

『青春』しか歌えない「shout it out」では

もう歌う事は出来ないのだろう。

 

私はそう思った。だから解散をし、別の形で音楽を届ける事にしたのだろう。

 

しかし私は今でも彼らの曲を聴き続けている。

青春に終わりがないから。いつまでも彼らの言葉が胸に残っているからだろう。

 


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【告解を読んで】贖罪の意味を知った。

こんにちは。グリンです!

 

今回は著者薬丸岳さんの「告解」を読んだ感想になります。

 

 

・あらすじ

飲酒運転をし、老女を轢き逃げをし、殺してしまった大学生、籬翔太が今作の主人公。

そして被害者は法輪二三久。轢き殺されてしまった老女の夫であり、認知症が始まりつつある。

翔太が飲酒運転をしてしまったのには理由がある。

しかしその訳は裁判でも自供せず、苦しみに苛まれながらも実刑を受ける。懲役4年と10か月。

 

二三久は自分の姿を知られないため、裁判にも出ず、翔太の出所を待ち続ける。

 

なぜ?二三久は愛する妻を殺した犯人の出所を待ち続けるのか?

 

刑期を終えた先にどんな未来が待ち受けるのか?

 

 

・感想

本作品は薬丸岳(以下敬称)の真骨頂である作品だと私は思う。

贖罪と向き合い続けた著者だから書ける。そして贖罪の意味を教えてくれた作品である。

認知症となり翔太の事も忘れてしまう二三久。そこまでして犯人に会わなくてはならない理由に感動した。

復讐の為なんかじゃない。お互いが「人間」に戻るために。

 

贖罪とは何なんだろう。

 

国語辞典には

  1.  善行を積んだり金品を出したりするなどの実際の行動によって、自分の犯した罪や過失を償うこと。罪滅ぼし。「奉仕活動によって―する」

  2. この様な意味である。

 

主人公は罪を見つめ直し、真面目に働こうとするが働き口など簡単には見つからない。

それは仕方ない事だ。これが社会だ。

どれだけ罪の意識に苦しんでいても。

 

 

本書の一文を記載する。

「罪を犯した人がどれほどの償いの気持ちを持っているのかは他人にはわかりようがない。口ではどんなことでも言えるし、一時であれば反省の態度を示すこともできるから」

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

本作品が少しでも気になった方は是非読んでみてほしいです。

 

 

 

 

何者かになりたい俺は、何者にもなれない話【灰色のダイエットコカコーラ】

子供の頃、なりたいものはありましたか?夢はありましたか?

 

僕はありました。はっきり覚えてないけれど。

 

あなたは、なれていますか?

 

僕はなれていません。でも諦めきれず、燻っています。

 

 

こんにちは。グリンです!

今回読んだのは

作『灰色のダイエットコカコーラ』 著者「佐藤友哉」 イラスト「押見修造

 

簡単な内容

~かつて六十三人もの人間を殺害し、暴力と恐怖の体現者たる『覇王』

として君臨した今は亡き偉大な祖父。

その直系たる「僕」がこの町を、この世界を支配する。

そんな虹色の未来の夢もつかの間、『肉のカタマリ』として未だ何者でもない灰色の現実(十九歳)を迎えてしまったことに「僕」は気付いてしまう。

「僕」の全力の反撃が始まる!!~

 

青春の暴走を描き続ける二人のコントラストが素晴らしいです。

 

 

ここから先は感情のみの書き殴りです。ご了承ください。

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【新刊購入】面白そうな新刊を買ってきた!

こんにちは。 グリンです!

 

今回は本屋にて面白そうな新刊を

購入してきたので、紹介したいと思います。

 

まだ僕自身も読んではいないので、感想にはならないのですが

そこんところは宜しくお願い致します。

 

・カスミ荘の漫画家志望達


カスミ荘の漫画家志望達(1) (コミックDAYSコミックス)

紹介したい作品は『カスミ荘の漫画家志望達』です。

本日本屋で偶然見つけた作品になります。

表紙と帯にある、「シェアハウスで巻き起こる、衝撃の“漫画家荘”サスペンス」に

興味を惹かれました。

 

 

・なぜ面白そうと思ったか

表紙で強く惹かれたのもそうなのですが、僕はある所に目がいきました。

「原作 うらたにみずき先生だと・・・」

僕はそこで買うことを確信しました!あの漫画の原作と一緒じゃないか!!!

その漫画とは・・・

 

『アンサングヒーロー』です。

 


アンサングヒーロー(1) (コミックDAYSコミックス)

 

本作のあらすじ

舞台はレコード会社「ガイアミュージック」。アーティストの発掘を担う制作部の新人・後免一郎はやる気が空回りし、毎日怒られてばかりの日々。しかしある日、ホームレスの前で路上ライブをする少女・柊ジャムと出会う。彼女は紛れもなく天才だった。この才能を何としても世に出したい!けど、彼女はあまりにも破天荒な性格の持ち主で…⁉ 熱血スカウトと超問題児アーティストの、型破りな挑戦が始まる!!

 

というレコード会社を舞台に音楽業界で成り上がる成長の物語です。

今までに出会ったことの無いジャンルの内容で、音楽が好きな僕としては

新人歌手がどのようにCDを出していくのか知ることが出来る、素晴らしい作品でした。

しかしながら、36話、全4巻で完結してしまいました。

 

そんな折、本屋で「うらたにみずき」先生の名前を見つけた時には嬉しく思いました。

また先生の作品が読めるなんて。。。

作画は変わってしまいましたが、それでも面白い事間違いなし!だと思っております。

 

 

・カスミ荘の漫画家志望達のあらすじ

カスミ荘」。それは、漫画家を目指す若者達の集う格安シェアハウス。そこに住むのは5人の男女。ゲームばかりしている自称「ラブコメの名手」、彼氏が複数いる少女漫画家志望、19歳でメジャー誌の賞を獲った女の子、その子に恋をするネガティブな青年、現在無職の打ち切り漫画家…。切磋琢磨しながら日々を過ごす彼らだったが、実はこの家にはある秘密があった。ひとつ屋根の下で巻き起こる、衝撃の“漫画家荘”ドラマ

 

・終わりに

ここまで長々と書いてきましたが、僕もまだ読んでおりません(笑)

それでも気になったと思った方は下記のサイトから購入できますので

よろしければ!と思います。

僕はこれから読みたいと思いますのでこの辺りで終わりたいと思います。

ありがとうございました!

 

『カスミ荘の漫画家志望達』作画

twitter.com

 

『アンサングヒーロー』作画

twitter.com