こんにちは。グリンです。
今日は好きなバンドの話をします。
といっても、もうそのバンドは解散しており、ライブに行く事も叶わないです。
今回紹介するのは「Shout it Out」というバンドです。
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『大阪、堺からやってきました』と言う言葉からライブの始まるバンドでした。
活動期間は2012年から2018年で、2015年には「初代未確認フェスティバル」を優勝する4人組バンドでした。
しかし優勝後にドラムの脱退、新ドラムの加入。
そして2016年ギターとベースが脱退をします。
その後2年ほどギターボーカルとドラムの2人で活動していました。
私が彼らを知ったのは2016年でした。
ドラマ「ニーチェ先生」の主題歌に使われていた事で、彼らの魅力に引き込まれた。
それからライブによく足を運ぶようになった。
彼らの音楽は「青春」を歌うのだ。
けれどただの青春ではない。10代の頃ある思春期特有の感情を純度100%で伝えてくる。
大人にならないし、なりたくもない。そんな狭間の心境を私たちにぶつけてくる。
私が聴いた時はもう大学生だった。
だけど全てが彼らの歌詞が私の心を撃ったのだ。
「青年の主張」
"本当は知ってた いつかは全部終わるんだって
いつまでも子供で 許されるわけないって
でもまだ大人にはなれなくて 背伸びしてみたけど
未来はまだ見えず"
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「大人になれない」
"ああはなりたくないよな
10代の頃バカにしてた
タイプの大人に近づいてる気がして
吐き気がした"
しかし彼らは解散してしまった。
ボーカルは「このバンドが青春のすべてだった」だからこそバンドを終わらせる決断をしたのだ。
最初は意味がわからなかった。なぜこのバンドで歌えないのだ?新しい歌を歌えないのか?
だが少しすれば理解できた。
青春のすべてだったこのバンドでは、青春しか歌えないのだ。
だが彼らは大人になった。大人になってしまったら、青春の歌が歌えなくなったのだ。だったら自ら終止符を打つしかない。
『青春』しか歌えない「shout it out」では
もう歌う事は出来ないのだろう。
私はそう思った。だから解散をし、別の形で音楽を届ける事にしたのだろう。
しかし私は今でも彼らの曲を聴き続けている。
青春に終わりがないから。いつまでも彼らの言葉が胸に残っているからだろう。
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