DaVinci Guide #09
完全ガイド CHAPTER 2 ― 基本編集
書き出し(エクスポート)
YouTube・Instagram向け設定
編集が完成したら書き出しで動画ファイルに変換。用途別の推奨設定を丸ごと解説します。
デリバーページを開く
書き出しはデリバーページで行います。
- 画面下部のアイコンから デリバー(📤 ロケットのようなアイコン)をクリック
- デリバーページが開く
⚙️
左側
書き出し設定パネル
🖥
中央
プレビュー画面
📋
右側(下部)
レンダーキュー
YouTube向けの書き出し設定
YouTube(HD)
フォーマットMP4
コーデックH.264
解像度1920×1080
フレームレート撮影時と同じ
音声AAC 320kbps
YouTube(4K)
フォーマットMP4
コーデックH.265
解像度3840×2160
フレームレート撮影時と同じ
音声AAC 320kbps
書き出し手順
- 左側の設定パネルで 「YouTube」 タブを選択
- 解像度・コーデック・フレームレートを確認する
- 右上の 「レンダーキューに追加」 をクリック
- 右下の 「すべてレンダー」 をクリックして書き出し開始
💡 ヒント
YouTubeプリセットを選ぶだけで最適な設定が自動的に入ります。細かい設定は気にしなくてOKです。
Instagram・TikTok向けの書き出し設定
Instagram Reels・TikTok・YouTube Shortsは縦型動画(9:16)が基本です。
Instagram Reels
フォーマットMP4
コーデックH.264
解像度1080×1920(縦)
フレームレート30fps
音声AAC 320kbps
TikTok / Shorts
フォーマットMP4
コーデックH.264
解像度1080×1920(縦)
フレームレート30fps
音声AAC 320kbps
💡 縦型動画の作り方
横型で編集した動画を縦型に変換する場合は、エディットページの「タイムライン設定」で解像度を 1080×1920 に変更してから書き出しましょう。
ファイルの保存場所を指定する
- 設定パネルの 「ファイル名」 にわかりやすいファイル名を入力
- 「参照」 ボタンをクリックして保存先フォルダを選択
- レンダーキューに追加 → すべてレンダー で書き出し開始
⚠ 注意
書き出し中はDaVinci Resolveを閉じないようにしましょう。他の作業はしても構いませんが、重い作業をすると書き出し時間が伸びます。
書き出し時間の目安
| 動画の長さ | 一般的なノートPC | 高性能PC |
|---|---|---|
| 5分 | 3〜8分 | 1〜2分 |
| 10分 | 8〜20分 | 3〜5分 |
| 30分 | 30〜60分 | 10〜20分 |
よくある失敗と解決策
書き出した動画の画質が悪い
ビットレートの設定が低すぎる場合に起こります。設定パネルの「品質」を「自動」または「制限なし」に設定してください。YouTubeプリセットを使うと自動的に最適な設定になります。
ファイルサイズが大きすぎる
YouTubeやInstagramはアップロード後に自動圧縮されるので多少大きくても問題ありません。ただし1GB以上になる場合はビットレートを少し下げましょう。
「レンダー失敗」と表示される
ストレージの空き容量不足が原因の場合が多いです。書き出しファイルの3〜5倍の空き容量が必要です。また、プロジェクトを保存してDaVinci Resolveを再起動してから再試行すると解決することもあります。
📝 まとめ
- 書き出しはデリバーページで行う
- YouTubeは「YouTubeプリセット」を選ぶだけで最適設定になる
- Instagram・TikTokの縦型動画は解像度を 1080×1920 に変更する
- 書き出し前にファイル名と保存先を必ず確認する
- 書き出し中はDaVinci Resolveを閉じない