グリンブログ

好きな本や音楽を紹介します。


スポンサーリンク
MENU

『青のミブロ』8巻の感想

こんにちは!グリンです。

今回は私の大好きな安田剛士先生の作品である『青のミブロ』の感想になります。

 

 

 

・あらすじ

京の町を灯の海にしようと企む”血の血盟団”との戦いに最中、ついにナギと再会を果たした、におであった。

しかしナギから、「あなたは世界の果ての悲しみまで背負うつもりなの?」と鋭い言葉の刃を放たれてしまい、動揺を隠せない。

一方、近藤と陽太郎(ナギの夫)、芹沢と直純(陽太郎の兄)それぞれの戦いは熾烈を極める。

混沌の時代の現実と理想の果てに待ち受ける彼らの運命は?

 

 

・感想

運命に抗う者、命を繋ぎたい者、優しすぎる者。それぞれの正義の為に、混沌の時代に挑む者たちに涙した。

三日月は欠けているから美しい。美しいものはみな欠けているのだ。それは人間も然り。欠けている人間こそ美しい。

そんなことを教えてもらった。

新選組の居た時代。今とは違う価値観だったのだろう。

命を懸けてまで(落としてまで)戦うこと、そこまでして、己の信念を貫き通す姿に

涙無くして読むことはできなかった。

 

改めて私は安田先生の作品が好きである。

 

 


[新品]青のミブロ (1-8巻 最新刊) 全巻セット