こんにちは。グリンです。
今回は27巻について書いていきたいと思います。
それでは早速内容になります。
目次
概要
激戦の泥門対王城にも決着の時が!!激闘を重ね疲労困憊のセナやモン太たち・・・。
壮絶な逆転劇を繰り広げる両チーム、そして残り時間1秒。ついにセナと進清十郎の超光速バトルが展開、はたして勝者は⁉
27巻の表紙・内容
27巻の表紙は王城主要メンバーです。制服を着た進や桜庭の姿が見られるという
珍しく貴重感を出しています。
王城の制服がまたかっこよく、白を基調とし青のラインがアクセントになっており
おしゃれです。
内容は残り時間2分半で5点差で負けている泥門ですが、ゴールライン目前で雪光の体力が尽きる。「悔しい 今が最後のチャンスなのに悔しい」と感情を露わにします。
雪光の分まで頑張ると意気込む泥門!ここにきて基礎体力作りが活きてきますが、それは王城も同じです。しかし泥門には一人限界の選手がいます。モン太です。
デビルバックファイアで孤軍奮闘して走っておりリミットオーバーです。
現状泥門の攻撃が効いてるのはセナとモン太のデビルバックファイアのおかげであり
どちらかが駄目だとバレたら瞬殺されるため、バレないようにしろと忠告される。
モン太は「バカだな バカだ俺は・・・!」と自分を責めるが、セナがバカじゃない。
モン太が今まで頑張ってくれたから今がある。だから今度は「僕がランで進さんを抜いていく・・・!!」と意気込むが、やはり進に止められボールをこぼすが、モン太が最後の気力を振り絞って防ぐ。
ぶっ倒れそうになったモン太を本庄が支える。限界だが試合に戻る時に、「根性あるな
野球少年」「戦うフィールドは変わってもずっと極め続けてんだな キャッチの道を・・・!」と言います。
気丈に振舞っていたモン太ですが、ついに涙を流します。
ゴールラインまで残り3ヤード。逆転する最後のチャンス。「二人で飛ぼう デビルバットダイブ・・・!!」とセナがモン太に伝える。
試合終了まで1分55秒。どちらかを囮にしたデビルバットダイブ。蛭魔もその作戦は悪くないと言うが、王城はどこまで気付いているのか?
そしてやはり最後は伝家の宝刀デビルバットダイブで攻めるが、ついに初めて大田原に
防がれてしまう。
次で押し込めばいい考えの泥門だが、高見と進は雷門太郎はもはや限界で、デビルバックファイアによるパスはないと判断する。しかし桜庭はモン太のデビルバックファイアは『ある』と伝える。その言葉を聞き、進は「小早川セナの方は俺が必ず止める・・・!」
次のプレーもセナの超低空デビルバットダイブで攻めるが、進に止められゴールラインまで1センチ。次のプレーが最後の攻撃。ラストチャンス。やはりセナのデビルバットダイブ。かと思いきやデビルバットダイブの空中からのモン太にパス。
桜庭もモン太も頭上キャッチの体勢で、桜庭が有利な体勢の中モン太は片腕を強引に伸ばして片手キャッチをしてタッチダウンを決める。
残り時間1分10秒での逆転。しかし王城はわずか数秒でフィールド中央までリターンする。
王城の怒涛の攻撃が続き、セナが途中で鼻血を出し代わりに誰かを入れることになり
蛭魔は守備経験のない雪光を選ぶ。なぜ雪光を選んだか聞かれ、執念と答える。
「死んでも闘いてえ 勝ちてえっつう 奴が一番勝率が高え そう読んだだけだ」
進がボールを持ち交代した雪光のところに攻める。残り3秒でゴールライン目前
進は時間を調整し残り時間0秒で泥門に時間を残さずに終えるつもりだったが、
雪光が進を止められないと思い、逆にゴールラインに押し込む。
その結果、残り時間を1秒残しでタッチダウンとなった。
まさに執念が生んだ頭脳プレイであった。進は雪光を称える「見事だ 敵ながら・・・!!」
なんとか首の皮一枚繋がった泥門ですが、キックオフ勝負で負けた西武戦を思い出します。
セナはこの試合を通じて気付くことがあります。モン太や桜庭、阿含や進たちはフィールドに立ったら勝てるかもなんて口にしない。自信が無くても『俺が勝つ』『俺が最強だ』と胸を張って言わなければならない。
一流選手として心の持ち方を学びます。
そして原点に立ち返っての最終決戦。攻撃の泥門対守備の王城。
残り1秒。最後のキックオフ。キッカーはまさかの大田原。とんでもない暴れ球を蹴りこみ、モン太にしかキャッチできなくさせる。
モン太の足では到底ゴールラインまで走る事はできず、パスもできない。
蛭魔は作戦を考えるがどれも0%の未来しか見えない。そんななか逆サイドのセナが
自ら考えモン太のところへボールを取りに行く。しかしすでに囲まれる。
その時蛭魔はある作戦を思いつき、セナ・モン太・瀧・蛭魔の4人でボールに固まり
誰がボールを持ったかわからなくさせるトリックプレー『殺人蜂』を遂行。
常識で考えればセナだが、だからこそ裏をかく蛭魔だから一瞬の迷いが生まれる。
その隙にセナが抜き去り、進との最終決戦!
ボールを持って走る分わずかに進の方が速く、差を詰められ倒されそうになるが
ギリギリのところで耐え、真っ向勝負で進を抜こうとデビルバットゴーストを囮に使う
一人デビルバットダイブで上にかわし、進の腕を利用した加速で一瞬の限界突破
40ヤード4秒1超光速の世界で抜き去りタッチダウン!!!
泥門42対王城40残り1秒での逆転勝利を収める。
試合が終了してすぐ王城は引継ぎをし、新キャプテンに進を選ぶ。切り替えが早く気丈に振舞う高見だが、トイレで泣いてしまう。
進はセナに今度は俺が挑戦者だと伝え、セナも今よりもずっと強くなってるようにします。と答え、進は笑顔で「そうでなくては困る」と返します。
決勝進出した泥門の対戦相手は西部か白秋の勝者になり、泥門はリベンジを果たしたいため西部を応援する。
そんななか白秋から大量の花とマネージャーからの手紙が届く。手紙の宛先はセナ。
会ってお話がしたいという内容で待ち合わせ場所に行くと、そこには西部の甲斐谷陸と出会う。二人を呼んだ白秋のマネージャーは白秋戦を途中で棄権してほしいと頼む。
誰の差し金でもなく、自分の意志で来たのだが、後には我王とマルコが現れる。
はたしてこの話し合いはいったいどうなるのか?
27巻の好きな話
27巻で好きな話は二つあります。
・一つ目はスタミナ限界の状態のモン太が最後の力を振り絞り、セナがこぼしたボールを桜庭に捕られないように防ぐ。しかし限界を迎えたモン太は倒れそうになった時
本庄に支えられる。涙を堪えながらフィールドに戻ろうとするモン太に、本庄は
「根性あるな 野球少年」と言う。なんと覚えていたのだ。あの時グローブを渡したことを。今でも。この瞬間モン太は堪えていた涙を流すこの場面が好きです。
・二つ目はセナが大田原に吹き飛ばされ、鼻血を出してしまい血が止まるまで交代をすることになる。代わりで残っているのは山岡・佐竹・重佐武・雪光
蛭魔はスタミナ切れで守備経験のない雪光を選ぶ。選んだ理由は『執念』
「死んでも闘いてえ 勝ちてえっつう 奴が一番勝率が高え そう読んだだけだ」
執念すらも勝率だと言う蛭魔のブレない心を体現している場面で好きです。
今回はここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もし1巻から読んでいただける方は是非、上記からお願いします!
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