こんにちは。グリンです。
今回は34巻について書いていきたいと思います。
それでは早速内容になります。
目次
概要
帝黒戦、圧倒的大差に陥りつつも、徐々に勢いを取り戻す泥門。セナも新たな必殺走で鉄壁の大和に挑む!そしてセナのプレーが泥門にさらなる力を生み追撃開始!!ついにクリスボウル決着、逆転なるか!?
34巻の表紙・内容
34巻の表紙は左に大和猛、右に小早川瀬那という二人のアイシールド21を対照的に
描いており、どちらもアイシールドを着けているが表情は分かる。32巻の表紙では大和の表情を分からなくさせていたため、ここで違いが見受けられます。
内容は仲間に信頼を背負い大和に挑むセナだが『帝王のチャージ』で止められる。
360度隙が無く、三次元全てを支配する大和。セナは大和に触れられない四次元のルートで抜くことを考える。
攻撃ターンを全て大和に止められ、パントキックを余儀なくされた泥門ですが、このプレーをモン太が止める。「見つけたんだろセナ 無敵の大和を抜けるかもしんねぇ
道をよ・・・・・・!」「ヒル魔先輩泥門の最後の攻撃チャンス セナに行かせてくださいっス ラスボス大和を抜きによ・・・・・・・・・・・・・・!!」
ここでキックをやめセナに託し止められたら完璧にゲームオーバーとなる泥門
だがみなセナを信じる。「セナ・・・少なくともよ俺らだけは信じてんぜ 根拠なんかねぇけどな」「大和VSセナ!頂上決戦 最後に勝つのはテメーだってよ・・・・・・!!」
仲間を信じた蛭魔はムサシのキックを囮としたセナの爆走ランに変更。蛭魔は試合前からセナが大和に勝つと決めつけた作戦を立てていた。
一度失敗してもまた信じてくれた。その気持ちに応えるため、本物のアイシールド21になるために・・・
一騎打ち。360度の大和相手に残された道は180度後方
40ヤード4秒2の光速で間合いを詰めた直後に姿勢も変えずたった一歩だけバックステップする時代の最強ランナーアイシールド21 ランの究極奥義『デビル4ディメンション』
ついに大和を抜いたセナ。ミスではなかった。蛭魔がセナや仲間を信じたことは。
タッチダウンとボーナスゲームを決めた泥門は17点差まで迫る。
泥門のキックオフ蛭魔はムサシにリミッターを外せ!テメーのキック力を信じると言う。
その期待に応えるため蹴った一撃は雪に刺さってゴールライン目前で急ブレーキし帝黒が拾う瞬間にセナがタックルをしボールはこぼれ得点ゾーンへ。大和はこれを拾いに行くが瀧がブロックし、ボールは得点ゾーンからフィールドの外に出て帝黒の自殺点
泥門に2点追加で泥門ボールになる。41対26
ここで再びセナと大和の一騎打ち。大和は小細工なく真っ向勝負で破りに来る。
筋力まかせの強引な加速と長身の体を倒しこむダイブで一歩だけ光速を超え『デビル4ディメンション』を止める。
大和は蛭魔に電撃突撃を仕掛け倒す。しかし蛭魔はボールを投げ捨てず何かを見ていた。それは帝黒の守備だ。最後まで敵の位置を確認した蛭魔はただボールを投げる。
奴は必ずいるという信頼で!蛭魔が信じたその先に雪光がいることを・・・
これがタッチダウンパスになる。
34対41ついに1タッチダウン差に追いつめた泥門。
帝黒は時間を潰しながら追加点を取る作戦。大和の『帝王のチャージ』で攻めると宣言する。そしてゴールライン20ヤードまで持ってきた大和たち帝黒はキックで仕上げ
10点差とする。時間は50秒
蛭魔は「8秒で10ナン点ゲットできるっつう超必殺技がアメフトにはあんだよ・・・!」とチームを鼓舞するが、その言葉が嘘だと分かっていた。
でもこの最後の試合で初めてでみんなを信じた蛭魔を今度はみんなが蛭魔の嘘を信じようとした。
そしてラストプレー。泥門最後はセナ・モン太のコンビプレークリス・クロス
しかしセナは雪で足を滑らしてしまい、ボールを持っていることがバレる。がこれも囮であった。「ケケケ聖なる十字架なんつう名前で気づきやがれ 悪魔は神に頼らねえっつってんだろ 最後までな・・・・・・・・・・・!!」
セナは蛭魔にバックパスしロングパスを仕掛けるがこれを読んでいた帝黒。だがしかしこれすらも罠であり、またセナにボールを戻す。しかし大和は出し抜けない。
ラスト5秒最後の一騎打ち。最後は正面から大和を抜くしかない。
ただのバックステップでは抜けない。なら10年間鍛え続けてきたステップ
バックしながらデビルバットゴースト360度全てを縦横無尽にゴースト分裂する
本当の『疾さ』で抜き去りタッチダウン!!!
ボーナスゲームもデビルバットダイブを決め2点差。時間は残り3秒
そして泥門のオンサイドキック。モン太と鷹のキャッチ頂上決戦もこれが最後の決着になる。スピードも高さも、唯一の誇りキャッチ力でも負けたモン太だが諦めずボールを追い続けた執念がボールの呼吸を読ませ見事にボールを確保する。「フィールドに在るボールなら全部俺が奪ってやんぜ・・・!」
1秒残しで泥門ボール。ラスト1プレーだけ大逆転のチャンスが残された。
ゴールポストまでちょうど60ヤード
「糞チビは帝王大和をブチ破りやがった 最強ランナー『アイシールド21』の
ハッタリ ホントにしやがった」「最後はデビルバッツ作った俺らの番だ」
「ブチ込め キック一発ゴールポストまで 決めるしかねえんだ『60ヤードマグナム』・・・・・・・・・・・・!!」
ムサシは無理だなと言う。練習でも55ヤードまで。数字を信じてきた蛭魔らしくないと
「死んでもクリスボウル行くなんつってよ 俺と栗田とテメーの3人だけで作った泥門デビルバッツ それをテメーが抜けた時 栗田がどんだけ絶望に叩き込まれたか知ってっか ぶつける場所すらねえで大声で喚きまくったか知ってっか 栗田がどんだけ 栗田が・・・」
「ケケケその借り今ここでまとめて返しやがれ!無理なキック決めんのがテメーの仕事だっつってんだよ糞ジジイ・・・!」
どちらにしても勝つにはそれしかない状況。
大和は認める。最強のランナー『アイシールド21』は君だ。だが最強の選手は君じゃないと最後まで大和が立ちはだかる。
ムサシは3秒だけ大和を足止めしてくれと伝える。
運命のラストプレーがスタート。栗田たちラインが大和を防ぐが止まらないが、最後の最後まで粘り大和を抑え、ボールに触れさせない。
ムサシは悟る。ギリギリ届かないと。でも皆の死んでも『勝つ』という執念が届いたのか?バーに当たりながらゴールを超える。
優勝は泥門デビルバッツ!ついに無敗の関西を倒した。
「泥門に入ってみんなと会えてアメフト部に入って良かった・・・・・・!!」とセナは涙を流しながら喜ぶ。
そして数日がたったころに大和からメールが届く。セナ・モン太、大和・鷹たちでチームを組んでほしいと。
ここから始まる新たな挑戦。アメリカンフットボールユース ワールドカップ
世界戦が始まる!!!!!
34巻の好きな話
34巻で好きな話は最後の最後に仲間を信じた蛭魔を失敗に終わらせたくないセナやムサシ達の奮起です。
「テメーのキック力だけを信じる」とムサシに言う蛭魔。ずっと司令塔として一人で背負ってきた蛭魔。「死んでも止めやがれ!決めねえとぶち殺す!「」と仲間に激を飛ばし戦略的に博打を張った蛭魔。だがそれは『信じる』ってのとは違っていた。
『信じる』とは仲間に命を背中を預けることであり
ムサシは3年間で初めて蛭魔から俺らを信じると言った。
この場面が好きです。蛭魔の心境に変化。
それは栗田の成長が大きくあったのかな?と思います。
今回はここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もし1巻から読んでいただける方は是非、上記からお願いします!