こんにちは。グリンです。
今回は30巻について書いていきたいと思います。
それでは早速内容になります。
目次
概要
司令塔・ヒル魔が負傷した泥門。新たな投手を担うのはなんとセナ!!だが白秋の猛者たちに苦戦を強いられ・・・。この窮地に伏兵・小結が立ち上がる!小結とセナの死闘が、優しき巨漢・栗田の心に火をつけて!!
30巻の表紙・内容
30巻の表紙は泥門メンバーの作戦会議の様子です。初めて司令塔の蛭魔を欠く泥門の雰囲気が伝わってきます。
またこの表紙がアイシールド21の中で一番好きな表紙であり思い入れが一番あります。
内容 初めて蛭魔抜きでフィールドに立つ泥門。QBはセナ。倒されて蛭魔をクリスマスボウルに連れて行くためにと奮起するが、さっそくボールをファンブルしてしまうがなんとか確保するが、栗田はまた峨王に潰される。蛭魔が折られたのがトラウマになってしまいセナも壊そうとするが伏兵・小結がセナを護るためブロックする。
栗田が完全に折れ峨王の攻撃は止められない。
泥門の攻撃はセナが機能せず、蛭魔のようにはできない。
栗田が観客にもうダメだと言われるが、小結だけは信じている。
「し・・・師匠はダメなんかじゃない!!!ちょっとだけ いまちょっとだけ休んでる・・・だけなんだ! しししょうはすぐ戻ってくる!それまで護るから!ししょうのかわりに じぶんが護るから!!」「ししょうはぜったいもどってくるから・・・・・・」
峨王に歯が立たないながらも壊れずに頑張る小結だが、それもそろそろ限界。
そのことを悟ったセナは峨王に小結とセナで正面突破を仕掛ける作戦を提案する。
ありえない絶対に行くわけがないありえないプレー『だからこそ行く』蛭魔ならそうすと伝えるが、ムサシは反対する。蛭魔の奇策とは違う。大ケガする可能性があるプレーに賛同はできないが、今の泥門の司令塔はお前だ。賛成も反対も関係なくお前が決めたことなら「俺ら全員テメーを信じて突っ込むぜ・・・・・!」
セナ・小結の峨王への突撃は栗田には結末が見えた。全く微塵も相手にならない。今ここで二人は破壊される。
だがそれを悟ったとして、護れない。蛭魔がフラッシュバックする。
でも僕を信じてくれる仲間がいる。今度は護らなきゃいけない。二人同時に護る方法は?
「僕が峨王を破壊する これしか手はない」
護る為の殺意で峨王を止める。「大丈夫もうこれ以上泥門の誰一人壊させない
その前に僕が峨王くんを倒すから」栗田の優しき信頼感が生まれる。
蛭魔に頼り続けてた栗田が今本物の大黒柱になってチームを引っ張る。
峨王と互角になったことで中央にも守備が必要になった白秋のディフェンスポジションを見逃さなかったセナはたった一つの武器の脚で外から抜きにかかったり、そこからパスをしたり、セナの発射台は捕らえられない。かならずどこからか撃ってくる。
蛭魔の代わりはできないが、僕のやり方で、、、
これが現代のアメリカンフットボール 走るクォーターバック
光速4秒2の完全移動砲台である
なんとか前半を18点差まで追い上げて終了する。
後半開始。白秋の攻撃を栗田のリーダーシップで泥門メンバーのパワーを増幅させ
『北南ゲーム』を止める。
マルコは泥門の勢いを断ち切るため、セナの攻撃をひたすら追跡する『QBスパイ』で
セナの攻撃を防ぐ。また負傷していた如月も復帰し、モン太へのパスも防がれる。
ここまでかと心折れかけているところで、あいつが戻ってくる。
蛭魔は両腕に包帯を巻き、戻ってきた。蛭魔復帰の最初のプレー。左サイドにセナ・モン太・瀧を配置し左で投げるのか?と惑わす。
そして蛭魔VSマルコの頭脳対決。復帰一発目蛭魔は何もしない。
セナのピンチに駆けつけた蛭魔のドラマチックな復帰にその蛭魔をスルーしてセナで行く。モン太と瀧はセナの走路を切り開くブロッカー役で、そのままタッチダウンまで持っていきます。
セナはこのプレーで気付いてしまう。蛭魔は立っているのがやっとでボールを持つ事すらできない体で戻ってきたんじゃないのか?と
蛭魔は守備も参加するが、そこにロングパスを投げようとはしないマルコ。
蛭魔は何もしなくても価値がある。フィールドに立っているだけで呪いを放つ
『悪魔の石像』なのです。
白秋は蛭魔にパントキックをする。しかし蛭魔は全く触ることが出来ない。
蛭魔は皆に伝える。パスは投げられて一回だけ。だからこそ即行く。
なんだやっぱりロングパスもあるそう思わせる。そうすればまた悪魔の石像は光り出す。 たった一発命のロングパスを。
本当に投げてきたロングパス。モン太と如月の一騎打ち。モン太は片手でのデビルバックファイアを決めるが、その片手をもプテラクローで剝しに行くが、さらにそこからモン太は両手に持ち替え、キャッチ力の腕力だけで勝つと。ロングパスを成功させる。
完全に死んだ右腕。意識が飛びそうになるが、欠片も顔に出さない。「ケケケ俺は全然平気だマルコ」そうすれば白秋の守備をロングパスに割ける。10%の力しかねえ手札もハッタリで120%にできる・・・!!
これは蛭魔が右腕の最期と引き替えにもぎとった命のタッチダウンです。
そしてついにタッチダウン一本差まで追い詰める。
ハッタリとペテンだけで絶対の力を乗り越えていく蛭魔たち。
次の攻撃で蛭魔を再起不能にすると意気込むマルコは直接ランで蛭魔に突っ込む。「破壊は絶対だ」
その思いも逆手に取る蛭魔はマルコに栗田をぶつけ、圧倒的な力で押し倒しタッチダウンを決め残り時間5分で同点に追いつく。
マルコは改めて気づく。力の絶対を。なぜその信念を貫いたのか?
東日本より西日本の方が強い。クリスマスボウル初代優勝校は帝国学園。それ以来ずっと帝国学園が優勝。全ての始まりで全ての頂点である。
井の中の蛙だと知ったマルコはそれから今の信念になった。『破壊』
これしかなかったのだ。
白秋は残り時間、原点である最強プレー『北南ゲーム』をする。峨王の力だけを信じて。そして峨王もその言葉を待ちわびていました。
はたして泥門は白秋の『北南ゲーム』を止めることができるのか?
クリスマスボウルにいくことはできるのか?
30巻の好きな話
30巻で好きな話は峨王に腕を折られ退場していた蛭魔が、無理矢理試合に戻ってきた場面です。
姉崎に包帯を巻いてもらったが、こんな腕で試合に出れるわけがないという。
ここで蛭魔は3問目の問題を出す。姉崎は間違え約束通り従順に働けと言う。
ここの約束とは昔問題を一問でも間違えたら従順に働けというもので、1問だけ残していました。今ここであの時の伏線が回収されます。
約束は守りやがれ。「俺も約束守らなきゃなんねえんだよ 出れるか出れないかじゃねえ 出るしかねえんだ 白秋に勝って全員でクリスマスボウル行く為にはな・・・!!」
上記が伏線の場面です。
今回はここまでにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
もし1巻から読んでいただける方は是非、上記からお願いします!